「Twitterルールに違反しているのでツイートが表示できません」Twitter社がルール違反後の対応を明確化




2018年10月16日に、Twitter(ツイッター)社は「Twitterルールに違反したツイート」に対する対応方法を明確化しました。

この記事では、「Twitterルールに違反したツイート」に対して、どのように対応されるのかについて詳しく紹介します。

今まではどのように対応されるのかわかりづらかった?

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Twitterの公式ブログによると、以前に「Twitterルールに違反したツイート」が確認された場合には、まずは違反者に対してツイートの削除を要請していたようです。(具体的には次のツイートを呟く前に、該当するツイートを削除するよう要請していたようです)

このため第三者から見ると、違反者が自分で該当するツイートを削除したのか、Twitter側が該当するツイートを削除したのかがよくわからない仕組みとなっていました。

そのためTwitter社は公式ブログで、「Twitterルールに違反したツイート」が確認された場合の対処方法を明確化することを発表しました。

「Twitterルールに違反したツイート」に対する具体的な対処方法は?

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2018年10月16日に発表された「報告されたツイートとその対処に関する明確化」によると、「Twitterルールに違反したツイート」が確認された場合、まずはこれまで同様に違反者に対して、ツイートの削除が要請されます。

それと同時に「Twitterルールに違反したツイート」が非表示となり、

  • 「Twitterルールに違反しているのでツイートが表示できません」

と14日間表示されるようになります。(同時にTwitterルールとTwitterの対処に関する詳細が記載されたページのリンクも表示されます)

以前であれば、Twitter社によって「Twitterルールに違反したツイート」が削除される仕組みでしたが、14日間「Twitterルールに違反しているのでツイートが表示できません」と表示される仕組みになります。

「Twitterルールに違反しているのでツイートが表示できません」と表示されている間は、違反者が該当するツイートを削除していないことになります。

また、違反者が該当するツイートを削除しなくとも、14日間が過ぎれば「Twitterルールに違反しているのでツイートが表示できません」という表示も消え、当然ながら「Twitterルールに違反したツイート」も見れなくなります。(ツイッター側から削除された形になります)

Twitterから自分のツイートがルール違反だと指摘されたら?

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2018年9月24日に発表された「ポリシー作成における新たな変更」によると、Twitter社は綿密なリサーチやTrust & Safety 協議会のメンバーおよびその他の専門家とのパートナーシップに則り、厳密なTwitterポリシーの策定プロセスのルールを設けたことを報告しています。

そのためTwitterポリシーに則った「Twitterルール」は、生きた文書として議論の余地のある部分も含めてルールが決められています。

もしかしたら、ちょっとした冗談のつもりで呟いたツイートが誰かにとって不愉快なものだったり、感情的になって呟いたツイートが誰かにとって恐怖を感じるものだったりするかもしれません。

Twitterから自分のツイートがルール違反だと指摘されたら、素直に従い、自ら削除するのが賢明なようです。

Twitterは無料で使える反面、利用規約に同意して使えるSNSです。

Twitterを利用するには、Twitterルールを遵守する必要があります。

ルール違反を続ければ、更なるペナルティ追加も

Twitterからルール違反だと指摘されたが納得がいかない、今後も同じようなツイートを続けるつもりだ・・・という場合は、更なるペナルティを覚悟しなければなりません。

Twitterルール」ではルールを守らない利用者に対し、以下の強制処置を取る可能性が明記されています。

  • 投稿の作成や他のTwitter利用者との交流の一時的制限
  • アカウントの永久凍結
  • 永久凍結に備えて別のアカウントを作成した場合、新しいアカウントも凍結

などなど。

Twitterを今後も利用したいという場合は、きちんとTwitterルールを順守することが重要です。

具体的なTwitterルールはどこに明記してある?

Twitterからルール違反だと指摘されたけど、どの部分がルール違反なのかわからないという場合は、「Twitterルール」で具体的な違反行為を確認することができます。

違反行為の主なものだけでも、

  • 知的財産権の侵害
  • 写実的な暴力表現及び青年向けに該当するコンテンツ
  • 非合法な目的や、違法な活動を促進させるためにTwitterのサービスを利用すること
  • ハッキングされた素材の配布
  • 動画コンテンツでのサードパーティー広告
  • ユーザー名の誤使用
  • 攻撃的な行為
  • なりすまし

などかなり多岐にわたります。

かなり詳細に書かれているので、どの部分がルール違反なのかわからないという場合はきちんと確認しておくといいでしょう。

 

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筑波 遼(つくば りょう)
当ブログ(かんたんブログ)の運営者でAndroidスマホの愛好家。Androidスマホの使い方に困っている人のため、何とか役に立ちたいと記事を書いています。著書『Twitterの次のSNS 「Mastodon」入門』が工学社から発売中。