この記事では、Googleマップで車いすの人のための経路検索のやり方を詳しく解説します。
Googleマップの経路検索とは?
Googleマップの経路検索とは、「出発地点」と「目的地」を入力して、「最適の経路(ルート)」を提案してくれる機能です。
「自動車」、「電車」、「徒歩」、「タクシー」など、4つの移動手段での最適な経路を複数提案してくれます。(移動手段はもちろん選択することができます)
車いすの人のための経路検索のやり方
Googleマップでは、車いすの人のための経路検索にも対応しています。
エレベーターが設置してある、段差が少ないなど車いすの人向けの経路を提案してくれます。
Googleマップを使い、車いすの人のための経路検索をするには、
「出発地点」と「目的地」を入力し、「公共交通機関(電車マークのタブ)」を選択して、「オプション」をタップします。(ここでは出発地点を東京駅、目的地を東京都庁とします)
「オプション」をタップすると、「メニュー」が表示されるので、「車椅子対応」を選択して、「完了」をタップします。
これで、車いすの人のための経路が提案されるようになります。
ここでは、試しに「おすすめのルート」をタップしてみます。
「ご注意ください 車椅子対応の経路は実際の状況を反映していない場合があります」と表示されますが、すでに述べた通り、エレベーターが設置してある、段差が少ないなど車いすの人向けの経路が提案されるので安心してください。
「地図の部分」をタップすると、詳細な地図を確認することができます。
道に迷ってしまった場合でも、かなり細かいところまで地図で確認できるようになっています。
車いす以外の人にも役立つ
車いすの人のための経路検索については、車いす以外の人にも役立ちます。
車いすの人のための経路検索は、すでに述べた通り、エレベーターが設置してある、段差が少ないなどの経路が優先的に提案されます。
そのため、
- 赤ちゃんや小さな子供がいるのでベビーカーを使っている。
- 怪我をしているので、松葉杖を使っている。
- 足腰が弱ってきており、歩行補助具を使っている。
など、車いす以外の人にもおすすめです。
階段や高い段差を避けたい人なども、車いすの人のための経路検索をせひ活用してみてください。
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