素人が描いたイラストでも、人口知能(AI)がプロ並みのイラストに描きなおしてくれる「AutoDraw(オートドロー)」が話題になってます。
この記事では、Googleのイラストツール「AutoDraw」の使い方について詳しく解説します。
もくじ
Googleのイラストツール「AutoDraw」とは?
AutoDrawは、スマホやパソコンで描いたイラストを人口知能(AI)が判別して、プロが描いたようなイラストに描きなおしてくれるサービスです。
スマホだと指、パソコンだとマウスを使ってる人が多いと思いますので、これは便利ですね。
素人が指とかマウスでイラストを描いてみても、どうしても思ったように描けないと思います。
絵を描くこと自体に自信がない、得意でないという人にもおすすめです。
AutoDrawのアプリが見つからない?
Androidスマホの場合、GooglePlayストアで検索してみても、AutoDrawというアプリは見つかりません。
iPhoneの場合は、AppStoreで検索するとAutoDrawというアプリがヒットしますが、販売元がGoogleではなく、Florian Wilsonとなっています。
明らかにGoogleの提供しているAutoDrawとは別物です。
実は、Googleの提供しているAutoDrawはアプリではなく、ウェブサービスです。
AutoDrawを利用するには、アプリをインストールする必要はありません。
以下のURLにアクセスすれば、AutoDrawを使うことができます。
アカウントの作成とか新規登録はしなくていいの?
アカウントの作成も新規登録も必要ありません。
AutoDrawのページにアクセスするだけで、誰でも使うことができます。
アカウントを作成するとか、新規登録で情報を入力するなどの面倒な作業なしで使えるのは便利ですね。
Googleアカウントを持っていない人でも使うことができます。
AutoDrawは無料で使える?
AutoDrawは、完全に無料のサービスです。
自分が描いたイラストを、人工知能(AI)がプロ並みのイラストに修正してくれるという非常に面白いサービスですが、お金は全くかかりません。
AutoDrawの使い方
AutoDrawのページにアクセスすると、こんな感じの画面が表示されます。

「Start Drawing(描き始める)」をタップすると、AutoDrawでイラストを描けるようになります。

試しにスマイルマークを描いてみました。
イラストを描くと、いくつかイラストに近いものを候補として提案してくれます。
上記の「Do you mean」の下の赤枠の中にある複数のイラストがそれです。

左端のスマイルマークが、自分の描いたものに近いかなと思い、タップすると自分で描いたイラストから入れ替わります。
確かに入れ替わったイラストを見てみると、プロっぽい感じはします。
ただ人口知能(AI)がプロ並みのイラストに描きなおしくれるという感じよりは、すでに用意してあるイラストを人口知能(AI)がいくつか選択してくれるといったほうが正確な感じですね。
パソコンのブラウザからも試してみる
もっと複雑なイラストはどうかと思い、パソコンのブラウザからも試してみます。
Googleの提供しているサービスなので、一応ブラウザは「Google chrome(グーグルクローム)」を使いました。

画面の左側には、シンプルながらもいくつかの機能が付いていて、スマホよりは複雑なイラストが描くことができそうです。
機能については、上から「範囲選択」、「オートドロー」、「ドロー」、「テキスト入力」、「ペイント」、「図形描画」、「色選択」、「拡大」、「やり直し」、「削除」などが用意されています。

かなり雑ながら、花と太陽を描いてみました。
残念ながら、人口知能(AI)が提示してくれた候補を見ると、絵の対象が2つ以上の場合は対応できないみたいですね。
まとめ
スマホのウェブブラウザからと、パソコンのウェブブラウザからAutoDrawを使ってみました。
自分が描いたイラストを人工知能(AI)がプロ並みのイラストに描きなおしてくれるというよりは、すでに用意してあるイラストのいくつかを、人口知能(AI)が候補として提示してくるといった感じです。
用意してあるイラストは、確かにプロっぽい感じですが、比較的シンプルなものが多いです。
また対象が2つ以上になると対応できないようです。
使い道としては、シンプルながらプロっぽいイラストが欲しいときに、このAutoDrawは便利なんじゃないかと思います。
ガジェットをこよなく愛するフリーランスのエンジニア。できるだけわかりやすく、かんたんに解説するようにしています。