この記事では、スマホの製造番号(IMEI番号)を確認する方法を詳しく解説します。
スマホの製造番号(IMEI番号)とは?
スマホの製造番号(IMEI番号)とは、全ての携帯電話に付けられた世界共通の個体識別番号です。
ちなみにIMEIとは、「International Mobile Equipment Identity(インターナショナル・モバイル・エクイップメント・アイデンティティ)」の略称になります。
後述しますが、このスマホの製造番号(IMEI番号)に様々な情報が記録され、更新されていく仕組みになっています。
スマホの製造番号(IMEI番号)はどんなときに必要なのか?
個人的な話ですが、スマホを機種変更し、使わなくなったスマホを中古業者に買い取ってもらうとしたところ、
「このスマホは買い取りできません」
と買い取りを断られたことがあります。
理由を聞いたところ、スマホの製造番号(IMEI番号)には、
- 端末の購入料金が未払い
- 盗難届が出ていて、利用が一時停止されている状態
などの情報が確認できるようになっており、
「あなたは、端末の購入料金が未払いの状態になっています」
と言われました。
いわゆる2年縛りの途中で機種変更を行い、端末の購入料金はまとめて支払ったのですが、中古業者の方に話を聞いてみると、
「キャリア(携帯電話会社)によっては、料金をまとめて支払っても、情報が反映されるまで2~3か月かかることがあるので、キャリアにスマホの製造番号(IMEI番号)を問い合わせてみてください。」
とアドバイスされました。
キャリアにスマホの製造番号(IMEI番号)を問い合わせて、端末の支払い情報を更新してもらってから、スマホをやっと中古業者に買い取ってもらうことができました。
スマホを買い取ってくれる中古業者にとっては、持ち込まれたスマホがきちんと端末の購入料金が支払われたものなのか、盗品ではないのかといった確認をするために、スマホの製造番号(IMEI番号)は非常に貴重なもののようです。
また、きちんと端末の購入料金を支払ったにもかかわらず、情報が更新されておらず、中古業者に買い取りを拒否された場合は、自分でキャリアにスマホの製造番号(IMEI番号)の情報を更新するよう問い合わせる必要が出てきます。
スマホの製造番号(IMEI番号)については、テクニカルサポートに問い合わせるときだけでなく、使わなくなったスマホを中古業者に買い取ってもらう際にも必要になる可能性があるということになります。
iPhoneの製造番号(IMEI番号)を確認する方法
iPhoneの製造番号(IMEI番号)を確認するには、

iPhoneの「ホーム」画面を開き、「設定」をタップします。

「設定」画面が表示されるので、「一般」をタップします。

「一般」画面が表示されるので、「情報」をタップします。

「情報」画面が表示されます。
この画面でiPhoneの製造番号(IMEI番号)を確認することができます。
「IMEI」という項目を見てください。
15桁の数字が表示されているはずです。
これがiPhoneの製造番号(IMEI番号)になります。
Androidスマホの製造番号(IMEI番号)を確認する方法
Androidスマホの製造番号(IMEI番号)を確認するには、

Androidスマホの「ホーム」画面を開き、「設定(歯車のアイコン)」をタップします。

「設置」画面が表示されるので、「端末情報」をタップします。

「端末情報」画面が表示されるので、「端末の状態」をタップします。

「端末の状態」画面が表示されるので、「IMEI情報」をタップします。

「IMEI情報」画面が表示されます。
この画面で、Androidスマホの製造番号(IMEI番号)を確認することができます。
「IMEI」という項目を見てください。
15桁の数字が表示されているはずです。
これがAndroidスマホの製造番号(IMEI番号)になります。
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