この記事では、iPhoneの標準ブラウザであるSafari(サファリ)の閲覧履歴や検索履歴を消去する方法を詳しく解説します。
Safariから閲覧履歴を消す方法
あなたが過去にSafariでどんなウェブサイトを見たのかを記録してある閲覧履歴ですが、Safariから消す方法と設定から消す方法の2つがあります。
削除する閲覧履歴の期間を選びたいのであれば、Safariから閲覧履歴を消す方法がおすすめです。
Safariから閲覧履歴を消すには、

iPhoneの「ホーム」画面を開き、「Safari」をタップします。

「Safari」を開いたら、画面下部の右から2番目にある「本のアイコン」をタップします。

次に、画面右上の「時計のアイコン」をタップします。

「履歴」の画面が表示されるので、画面右下の「消去」をタップします。

「消去」をタップすると、「消去すると、履歴、cookie、その他のブラウズデータが削除されます。iCloudアカウントにサインインしているデバイスから履歴が削除されます。」という確認のメニューが表示され、
- 直近1時間
- 今日
- 今日と昨日
- すべて
の4つ期間を選択して閲覧履歴を削除できます。
設定から閲覧履歴を消す方法
すでに述べたように、設定からも閲覧履歴を消すことができます。
ただし、設定から閲覧履歴を消す場合は期間を選択することはできません。
設定から閲覧履歴を消す場合は、過去の全ての閲覧履歴が削除されるようになっています。
この点については、注意しておいてください。
設定から閲覧履歴を消すには、

iPhoneの「ホーム」画面を開き、「設定」をタップします。

「設定」画面が表示されるので、「Safari」をタップします。

「Safariの設定」画面が表示されるので、「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします。

「履歴とWebサイトデータを消去」をタップすると、「消去すると、履歴、cookie、その他のブラウズデータが削除されます。iCloudアカウントにサインインしているデバイスから履歴が削除されます。」という確認のメニューが表示されるので、「履歴とデータを消去」をタップします。
「履歴とデータを消去」をタップすると、全ての期間の閲覧履歴が削除されます。
全ての閲覧履歴を削除すると検索履歴も削除される
当然のことですが過去全ての閲覧履歴を削除すると、「消去すると、履歴、cookie、その他のブラウズデータが削除されます。iCloudアカウントにサインインしているデバイスから履歴が削除されます。」という確認のメニューに書かれている通り、検索履歴も削除されます。
Safariの検索履歴を消したい場合は、過去全ての閲覧履歴を削除するのが簡単です。
閲覧履歴を削除せずにSafariの検索候補を非表示にする方法
Safariの検索窓に文字を入力すると、

過去の検索履歴やブックマークなどを元にした、トップヒットや検索候補が表示されるようになっています。
厳密に言えば、過去全ての閲覧履歴を削除しなければ、Safariの検索履歴は消すことができませんが、過去の検索履歴などを元にしたトップヒットや検索候補を非表示にすることはできます。
過去全ての閲覧履歴を消したくないが、Safariの検索窓に文字を入力すると表示されるトップヒットや検索候補を非表示にしたい場合は、

iPhoneの「ホーム」画面を開き、「設定」をタップします。

「設定」画面が表示されるので、「Safari」をタップします。

「Safariの設定」画面が表示されるので、「Safari検索候補」と「トップヒットを事前に読み込む」をオフに設定します。
これで、Safariの検索窓に文字を入力すると表示されるトップヒットや検索候補が非表示になります。
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