2017年2月24日未明から、一部のユーザーがGoogleのサービスを利用しようとした際に、「Googleアカウントが変更されました。セキュリティ保護のためもう一度ログインしてください」と表示され、強制ログアウトされていることがニュースになっています。
幸いにもGoogleの調査によれば、今回のトラブルはセキュリティ上の問題は無く、再度Googleアカウントにログインすれば、通常通り利用できるとのこと。
しかしながら今回のトラブルでは、個人が使う身近なサービスであるGoogleアカウントから強制的にログアウトされてしまい、
- もしかして、不正にアクセスされたのではないか?
- もしかして、アカウントが一時的に乗っ取られていたのでは?
など、不安に思ったユーザーもいるんじゃないかと思います。
そこでこの記事では、自分のGoogleアカウントが不正にアクセスされていないかどうか?を確認する方法をくわしく解説します。
なお、記事の中ではXperia X Performanceを使用して説明を行っています。
Androidスマホから確認する方法

まずは、「設定(歯車のアイコン)」をタップします。

「設定」画面が表示されるので、「アカウントとサービス」のところにある「Google」をタップします。

「Google」画面が表示されるので、「ログインとセキュリティ」をタップします。

「ログインとセキュリティ」画面が表示されるので、「最近使用した端末」をタップします。

「最近(過去28日間)使用した端末」が表示されます。
上記のように、Googleアカウントにアクセスしようとした他のユーザーの端末情報も表示されます。
この画面で、明らかに自分以外のユーザーがアクセスしているのを見つけた場合は、不正にアクセスされたことになります。
明らかに不正なアクセス、もしくは怪しいアクセスがあった場合は、すぐに対策すべきです。
すぐに「不審なアクティビティや端末が見つかりましたか?」にある「アカウントを保護する」をタップして「セキュリティ診断」を行ってください。
セキュリティ診断の具体的な方法

「セキュリティ診断」は「バックボタン」をタップして、「ログインとセキュリティ」の画面から行うことも可能です。

まずは、「アカウント復旧情報の追加」から。
「再設定用の電話番号」、「再設定用のメールアドレス」のどちらか、もしくは両方を追加入力します。(セキュリティの向上を考えると両方追加入力しておくことをおすすめします)

「最近のセキュリティイベントの確認」画面に進みます。
「パスワードの変更履歴」などを確認します。
万が一、覚えのないパスワード変更が行われていた場合などは、「覚えがない」をタップします。

万が一、勝手にパスワードを変更されていた場合は、Googleのアドバイス通りに「パスワードを変更」しておくべきです。
「パスワードを変更」をタップするとGoogleアカウントへ再度ログインする画面に進みます。

ここでは、勝手にパスワードが変更されていた場合でも、きちんと普段使っていたパスワードでログインできます。
ここでパスワードを変更します。
「新しいパスワード」は、きちんと記録しておきましょう。

「新しいパスワード」を入力すると、「セキュリティ診断」は終了です。

「Google Smart Lock」でパスワードを保存する場合は、「保存」をタップしてください。
個人的には、「Google Smart Lock」でパスワードを保存しておくことをお勧めします。
まとめ
上記のようにパスワードを変更した場合は、設定した機器以外で同じGoogleアカウントを使ってる機器では、再度ログインが必要となります。
例えば、スマホで設定した場合は、同じGoogleアカウントを使っているパソコンやタブレットのほうは、再度ログインしなければならないので注意してください。
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