2017年6月12日、スマホで簡単にLINEスタンプが作れるアプリ「LINE Creators Studio(ライン クリエイターズ スタジオ)」がLINEからリリースされました。
LINEスタンプを作ってみたいけど難しそう、LINEへ申請したり販売する方法がよくわからない、といった理由で手を出せなかったユーザーには朗報です。
この記事では、スマホで簡単にLINEスタンプが作れるアプリ「LINE Creators Studio」をくわしく紹介します。
もくじ
「LINE Creators Studio」とは?
「LINE Creators Studio」を使えば、スマホからLINEスタンプの作成、LINEへの審査申請、クリエイターズマーケット(LINEアプリ内のスタンプショップやLINEストア)で販売することがまとめてできるようになります。
1つのアプリで、LINEスタンプの作成から販売までがまとめてできる点がかなり便利ですね。
パソコンやタブレットPCは必要ない?
今までLINEスタンプを作るには、ある程度の専門知識がある人がパソコンやタブレットPCで作るものでしょ?と考えていた人も多いかと思います。
しかし、「LINE Creators Studio」を使えば、特に専門的な知識のない人でも、スマホから簡単にLINEスタンプを作ることができます。
画像編集アプリやイラスト作成アプリも必要ない?
「LINE Creators Studio」には、写真やイラストを切り取る(トリミング)、ペイント、透過処理、フィルター加工、文字を入力するなど、スマホの画像編集アプリやイラスト作成アプリでよく使われている機能が、ほぼ揃っています。
他の画像編集アプリやイラスト作成アプリは、特に使う必要はなさそうです。
「LINE Creators Studio」はどこでダウンロードできる?
「LINE Creators Studio」はLINEアプリが提供しているサービスではなく、LINEが制作したアプリです。
他のアプリと同じように、Androidスマホを使っているユーザーはGooglePlayストア、iPhoneを使っているユーザーはAppStoreからダウンロードすることができます。

LINE Creators Studio(Android向け)
LINE Creators Studio(iPhone向け)
自分で描いたイラストからLINEスタンプが簡単に作れる
試しに自分で描いたイラストから、LINEスタンプを作ってみます。

まずは、「+スタンプを作ろう」をタップします。

最初に、スタンプのタイトルを入力します。
ここでは、「太陽のスタンプ」と入力してみました。
LINEによると、スタンプのタイトルは2文字以上40文字以内、半角カナや絵文字などは使えないとなっているので注意してください。

タイトルを入力したら、画面下側の「+印」をタップします。

スタンプで使う素材を選択する画面が表示されます。
上から、「自分でイラストを描く」、「スマホに保存してある写真を使う」、「スマホで写真を撮影して使う」の3パターンが表示されます。
ここでは、自分でイラストを描いてみますので、一番上の「鉛筆のアイコン」をタップします。

イラストを描ける編集画面が表示されます。
ここでは、「ブラシ」を使ってイラストを描いてみます。

一応、指で「太陽の絵?」を描いてみました(汗)
描き終わったら、画面右上の「レ点」をタップします。

画面右上の「レ点」が「矢印アイコン」に変化するので、もう一度タップします。

「スタンププレビュー」が表示されます。
これでOKならば、画面下側の「完了」をタップします。

「完了」をタップすると、作成したスタンプがこんな感じでストックされます。
スマホに保存してある写真からもLINEスタンプが簡単に作れる
スマホの保存してある写真から、LINEスタンプを作ることもできます。
ここではタイトルを「赤ちゃんスタンプ」と入力して、

上から2番目の「丸いアイコン」をタップします。

使用する写真を保存してあるアプリケーションを選択します。
ここでは、スマホの「画像」に保存してある写真を使います。

使う画像をタップすると、「トリミング」の画面が表示されます。
「スタンプとして切り抜きたい部分を指でなぞってください。囲み終わると範囲の微調整ができます。画像は、拡大・縮小が可能です。」と解説も表示されます。

写真から、スタンプとして切り取りたい部分を指でなぞります。
二本の指を使って、写真の大きさを微調整して、大きくしたり小さくしたりできます。
ここでは、少し大きさを縮小してみました。
微調整が終わったら、写真の下にある「レ点」をタップします。

「スタンププレビュー」が表示されます。
これでOKならば、画面下側の「完了」をタップします。

「ホーム」画面に戻ると、作ったスタンプがきちんとストックされた状態になっています。
LINEへの審査申請も簡単にできる
自分で作ったスタンプをクリエイターズマーケット(LINEアプリ内のスタンプショップやLINEストア)で販売したい場合は、LINEへの審査申請が必要になります。
「LINE Creators Studio」を使えば、LINEへの審査申請も簡単にできます。

まずは販売したいスタンプを選択して、画面右上の「販売」をタップすると、LINEアカウントの認証を行って、LINEへの審査申請を行うことができます。
なお、販売価格については、120円、240円、360円、480円、600円の5つから選ぶことができます。
販売するエリアについても、日本国内に限定することもできますし、世界中に販売することもできます。
個人で使うには十分なアプリ
スマホの画像編集アプリやイラスト作成アプリでよく使われている機能がほぼ揃っていること、制作から販売までまとめてできることを考えると、「LINE Creators Studio」はLINEスタンプ専用アプリとして使うにはかなり使えるアプリだと思います。
本格的にLINEスタンプを作りたい、多くのLINEスタンプを販売して稼ぎたいというユーザーはともかく、個人で気軽にLINEスタンプを作ってみたいユーザーにはおすすめのアプリです。
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