Mastodon(マストドン)は比較的緩いというか、自由な感じのSNSのイメージですが、別に無法地帯でも何でもありません。
いくら自由であっても、法律に反する文章や画像、動画などはアウトです。
この記事では、明らかに問題があると思われるトゥート(投稿)やユーザーを通報する方法について解説します。
マストドンの通報機能について
普段の生活で犯罪の被害に遭ったり、見たりした場合は警察に通報するかと思います。
マストドンでも、投稿された文章や画像、動画などが明らかに法律に反している場合は、通報機能を使うことができます。
ただし、マストドンの場合は、警察などの行政機関やSNSなどを一括して運営している企業などとは違い、通報先がインスタンス(マストドンではサーバーのことをこう呼びます)を運営している個人や企業になります。
当然、通報された投稿やユーザーをどう判断するかは、各インスタンスの管理者に委ねられることになります。
あなたが明らかに違法だと思って通報しても、インスタンスの管理者がこれは違法ではないと判断した場合はそのままです。
また、
- この人、気持ち悪いな~
- この人、ムカつく!!
- この人、不愉快極まりない!!
などの理由で通報することは絶対にやめてください。
気持ち悪い、ムカつく、不愉快などは個人の主観でしかありません。
こういう場合は通報でなく、フォローを外して見ないようにすればいいだけの話です。
またマストドンの各インスタンスを運営している個人や企業も、警察などとは違い、できることは問題のある投稿やユーザーのアカウントを削除することくらいです。
マストドンの投稿であなたが被害を被った場合(個人情報を晒されてしまった、理不尽な中傷を受けたなど)は、警察に相談しましょう。
各インスタンスのルールにも注意
法律に反する投稿はもちろんダメですが、各インスタンスが明示しているルールに明らかに反している場合も通報の対象になります。
例えば、mstdn.jpのサーバー情報では、ルールの中にきちんと禁止事項が書かれています。
連投、フォロ爆(自分でたくさんのアカウントを作って、そのアカウントでフォローすること)、スパムにしか見えないような宣伝などの他人に迷惑がかかる行為などが禁止されています。
法律さえ守れば、どんな投稿もOKという考え方はNGです。
きちんと各インスタンスが明示しているルールを確認しておきましょう。
問題のあるトゥート(投稿)やユーザーを通報する方法
ここでは、自分で作った2つのアカウントを使って説明します。
「通報機能について書いてるブログ用の投稿」という書き込みを通報してみます。
まずは、「通報機能について書いてるブログ用の投稿」と書き込まれている投稿の下の「・・・」を確認してください。

確認したら、「・・・」をクリックします。

吹き出しが表示されるので、通報を選んでクリックします。

画面の右側に、新規通報と表示されます。
通報する投稿にレ点が付いてることを確認して、一番下の通報するをクリックすると、通報が完了です。
追記
マストドンの使い方全般については、こちらを参考にしてください。