この記事では、メルカリで使える匿名の配送サービス「らくらくメルカリ便」についてくわしく解説します。
もくじ
らくらくメルカリ便とは?
「らくらくメルカリ便」とは、メルカリがヤマト運輸と提携して行っている匿名の配送サービスです。
「らくらくメルカリ便」を使えば、メルカリで商品を出品した人と購入した人が、互いに名前や住所を伝えなくても匿名でやり取りすることができます。
メルカリで商品を売ったり買ったりしたいけど、知らない人に名前や住所を知られるのには抵抗がある・・・という人には安心できるサービスです。
料金はどのくらいかかるのか?
料金は全国一律となっており、日本全国どこに送っても、同じ料金設定です。
ヤマト運輸が提供している配送サービスより割安に設定されていて、最大で69%オフとかなりお得な値段設定になっています。(差額は、メルカリが負担してくれます)
具体的な料金は以下の通り。
小型サイズ(ネコポス)
全国一律195円(税込み)
大きさは、A4サイズ(31、2cm×22、8cm以内)
※但し、23cm×11、5cm以内のものはダメ。
厚さは、2、5cm以内、重さは1kg以内まで。
小~中型サイズ(宅急便コンパクト)
全国一律380円(税込み)
※専用の包装材が必要になります。専用の包装材の料金は65円(税込み)でヤマト運輸の営業所か、コンビニで購入できます。(一部のコンビニでは、取り扱っていないところもありますので注意してください)
専用の包装材には、専用薄型BOXと専用BOXの2種類があります。
専用薄型BOXの大きさは、24、8cm×34cm。厚さは制限がありませんが、かなり薄いので、書類数枚程度しか入らない感じです。
専門BOXの大きさは、25cm×20cm。厚さは、5cmです。
重さについては、制限はありません。
中~大型サイズ(宅急便)
包装資材を含めた荷物の縦、横、高さの合計で、
- 60サイズ(2kgまで)600円(税込み)
- 80サイズ(5kgまで)700円(税込み)
- 100サイズ(10kgまで)900円(税込み)
- 120サイズ(15kgまで)1000円(税込み)
- 140サイズ(20kgまで)1200円(税込み)
- 160サイズ(25kgまで)1500円(税込み)
となっています。
宅急便の大きさについては、ちょっとわかりにくいかもしれません。
簡単に説明すると、60サイズは、縦、横、高さの長さを足した合計が60cm以内で、重さは2kgまで。
例えば、縦20cm×横20cm×高さ20cmの大きさで、重さが2kgの荷物なら、60サイズで送ることができます。
自宅に長さを測るものがない場合は、ヤマト運輸の営業所やコンビニなどで計測してもらいましょう。
商品をどこから発送することができるのか?
ヤマト運輸の営業所か、コンビニ(ファミリーマートとサークルK・サンクス)から荷物を発送することができます。
自宅まで集荷で取りにきてもらうことも可能です。
集荷の注意点としては、集荷に来てもらうたびに、別途30円の利用料金がかかります。
また、小型サイズのネコポスは集荷サービスの対象外になっているので、注意してください。
宛名書きはどうすればいいのか?
匿名でやり取りできると聞いたけど、商品を発送する場合に宛名はどう書けばいいのか?と疑問に思う人もいるかと思います。
「らくらくメルカリ便」を使って配送する場合は、二次元コードを作成し、ヤマト運輸の営業所やコンビニの端末にかざすだけです。
集荷の場合も、来てくれたドライバーさんに、送り状番号を提示するだけです。
当然ながら、宛名を書く必要は全くありません。
配送料金の支払い方法は?
メルカリの売上金から、配送料金が自動的に差し引かれます。
ですから、ヤマト運輸の営業所やコンビニから発送する際に、配送料金を支払う必要はありません。
配送する際に、間違って配送料金を支払ってしまわないように注意しましょう。
配達状況を確認することはできるのか?
出品した人も購入した人も、スマホから配達状況を確認することができます。
メルカリの取引画面から、配達状況を直接確認することが可能です。
通常の小包などとは違い、追跡番号を入力するなどの余計な手間が省けるので、簡単に配達状況をチェックできます。
万が一のとき、補償は受けられるのか?
配送時にトラブルがあり、商品が紛失したり、破損してしまったときは、商品代金の全額をメルカリが補償してくれます。
通常の小包などは、配送会社が補償をしてくれますが、らくらくメルカリ便の場合は、配送会社ではなくメルカリが補償をしてくれます。
注意事項
らくらくメルカリ便は、「送料込み(出品者負担)」の場合のみ利用できます。
また、宅急便コンパクトは販売代金が450円以上、宅急便は販売代金が1000円以上でないと利用できないので、注意してください。
関連記事
ガジェットをこよなく愛するフリーランスのエンジニア。できるだけわかりやすく、かんたんに解説するようにしています。