2017年7月、日本最大級のクラウドソーシングサービスを運営してるランサーズが、個人の得意分野を副業にできる新しいサービス「pook(プック)」をスタートしました。
この記事では、ランサーズの新しいサービス「pook(プック)」について、詳しく紹介します。
もくじ
個人の得意分野を副業にできる新しいサービス「pook」とは?
pookは、家庭教師や家事代行など、仕事を依頼する側と依頼される側を仲介してくれるサービスです。
ランサーズがこれまで行ってきたクラウドソーシングは、実際に会わずにネット上で仕事を仲介するサービスでした。(外国語の翻訳やデータ入力など)
pookでは、クラウドソーシングで行ってきた仕事とは違い、家庭教師や家事代行など、実際に会って行う仕事の仲介サービスの仲介を行います。
どんな分野を副業にできるのか?
サービス開始当初は、「スポーツ(パーソナルトレーニング、ヨガ)」、「相談(仕事、キャリア)」、「家事代行(掃除、買い物、料理)」の3つの分野からスタートするようです。
その他のカテゴリーのついても、サービスの需要などを見ながら少しずつ追加していくようです。
pookの公式ホームページでは、手伝い、カメラ、健康、趣味・レッスン、メイクなどを今後追加してく予定と紹介しています。
pookが利用できるエリアは?
サービス開始当初は、渋谷区、港区、目黒区、品川区、千代田区、中央区、新宿区、中野区、世田谷区、大田区、杉並区など東京都の一部でしか利用できません。
pookが利用できるエリアについては、徐々に拡大していく予定のようです。
pookのアプリはどこにある?
pookはウェブサービスであり、アプリをダウンロードしたり、インストールする必要はありません。
pookで仕事を依頼したい人や依頼を受けて仕事をしたい場合は、pookの公式ホームページで会員登録を行い、仕事の仲介をしてもらうことができるようになっています。
実際に会って行う仕事だけど、安全面は大丈夫?
クラウドソーシングの場合、ネット上で外国語の翻訳やデータ入力を依頼したり、仕事を受けてやり取りするだけだったので、あまり安全面で心配する必要はありませんでした。
しかしpookの場合は、ユーザー同士が実際に会って行うサービスなので、
- 仕事を依頼する人、仕事の依頼を受ける人も全員の本人確認を必須としている。
- 依頼するときに、仕事を受ける人の性別を指定できる。
- 仕事を受ける人は、経歴やスキルを運営が確認するようになっている。
- 運営が24時間365日、常にパトロールを行い、規約違反がないかチェックする。
- 規約違反者は、すぐにアカウント停止などの対処を行う。
などの対策を用意しています。
安全面については、かなり慎重に対応している感じです。
支払いはどうなってる?
報酬の支払いについては、無用なトラブルを避けるためか、事前決済(エクスロー方式)を採用しています。
仕事をしたのに、報酬を払ってもらえなかったなどのトラブルは心配ないようです。
自分の好きな時間や空いている時間に副業をしたい人におすすめのサービス
クラウドソーシングの場合、プログラムやウェブデザインなどの専門知識を持っている人たちが重宝されているイメージですが、pookの場合は普通の人でも気軽に利用できそうです。
特別な専門知識はなくとも、おいしい料理が作れる、勉強を教えられるなどのちょっとした得意分野があれば仕事を受けることができますね。
また、自分の好きな時間、空いている時間を選んで仕事を引き受けることができるのも大きなメリットです。
専業主婦だけど昼間の空いている時間に家事代行の仕事をしたい、サラリーマンだけど週末だけ家庭教師の仕事をしたいなど、時間の制約で副業ができなかった人たちには、おすすめのサービスとなっています。
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