2017年4月にTwitter Lite(ツイッターライト)がリリースされ、スマホでTwitter(ツイッター)がより快適に使えるようになりました。
Twitter Liteを利用すれば、Twitterの公式アプリよりもデータ通信量を抑えられ、素早く読み込みを行えるようになっています。
また、「データセーブ」と呼ばれる機能を使うことで、データ通信量を大幅に抑えられるようになりました。
この記事では、そんな軽くて快適なTwitter Liteの使い方と設定方法についてくわしく解説します。
もくじ
Twitter Liteとは?
Twitter Liteは、Googleの提供するプログレッシブWebアプリ(PWA)を活用したサービスです。
Twitterの軽量版というイメージですが、Twitterの基本的な機能であるツイート、ダイレクトメッセージ、トレンド、プロフィール、画像などのアップロード、通知などはきちんと使えるようになっています。
なお、Twitter Liteはスマホにアプリをインストールする必要はありません。
スマホのウェブブラウザから、以下のURLにアクセスしてアプリのように使うことができます。
ウェブブラウザから検索してアクセスした場合に、Twitterのアプリが立ち上がってしまう場合は、ウェブブラウザのアドレスバーに直接上記のURLを入力してみてください。
Twitter Liteを使うメリットは?
Twitter Liteはデータ通信量が抑えられ、Twitterの公式アプリより読み込みスピードが最大30%速くなります。
実際に使ってみた感想としては、かなり軽くて快適に使える印象です。
検索機能を使ってみても、サクサク軽快に表示され、非常に使いやすい感じです。
特に通信量に問題のない大容量プランを使っている人でも、軽快かつ快適に使いたい人にはおすすめです。
データセーブ機能とは?
Twitter Liteには、「データセーブ」と呼ばれる機能がついています。
データセーブ機能を使うには、自分のアイコンをタップして、データセーブの項目をオンにするだけです。

この機能を使うと、画像や動画はユーザーが必要な物だけをタップしてダウンロードできるようになります。
不要なダウンロードがなくなり、さらにデータ使用量を抑えることができるようになるわけです。
Twitter Liteでは平均して40%のデータ通信量を削減できますが、このデータセーブ機能を使えば、なんと最大70%の通信量削減が可能とのこと。
軽快に使えて、データ通信量を最大70%も減らせるとは、かなり便利ですね。
ホーム画面に追加してアプリのように使うこともできる
Twitter Liteのショートカットを追加すれば、スマホのホーム画面にアプリのように設置することができるようになります。
スマホのウェブブラウザにGoogle Chrome(グーグルクローム)を使っている場合は、「ブラウザのメニュー」を表示させてください。

「ホーム画面に追加」をタップすると、スマホのホーム画面にTwitter Liteのショートカットが追加されます。

Twitter Liteのショートカットから使えば、起動時間が30%ほど短縮されるとのことです。
実際にTwitterの公式アプリの起動時間を比べてみると、かなり早く感じます。
どんなブラウザに対応しているのか?
Twitter Liteは、Googleの提供するプログレッシブWebアプリ(PWA)を活用したサービスだと説明しました。
多くの人が、Googleの提供しているサービスならブラウザは「Google Chrome」を使ったほうがいいんだろうか?と疑問に思うかもしれません。
結論としては、「Google Chrome」以外のブラウザでも全く問題ありません。
Twitter社では、Twitter Liteが「Google Chrome」以外に、「Firefox」、「Safari」、「Android Browser」、「Microsoft Edge」、「Opera」に対応していることを案内しています。
Twitter Liteにもデメリットはある?
軽快に使える上に、データ通信料を抑えることができる便利なTwitter Liteですが、デメリットもあります。
「モーメント」や「キーワードのミュート」など、一部の機能は使えなくなっています。
Twitterの機能をフルに使いたい!!という人には、ちょっと物足りないかもしれません。
Twitterの機能をフルに使いたい人は、Twitterの公式アプリを使用することをおすすめします。
Twitter Liteはどんな人におすすめ?
Twitter Liteについては、
- 長所は、軽快にサクサク使える、データ使用量を抑えることができる。
- 短所は、一部の機能が制限される。
と長所と短所の両面があります。
上記の2点を考慮すると、Twitter Liteは、機能はそこそこ使えればいいライトユーザーで、Twitterを軽快に使い、データ通信量を節約したい人におすすめとなります。
普段はTwitter Liteを使い、モーメントやキーワードのミュートなど制限されている機能を使いたいときだけ、Twitterアプリを併用する使い方もできるかと思います。
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