この記事では、Twitter(ツイッター)などのSNSで使われるハッシュタグとは何なのか?正しいハッシュタグの打ち方は?などについて詳しく解説します。
ハッシュタグとは?
ハッシュタグとはどういうものなのか?
SNSを利用していると、「#(シャープ)」を付けたキーワードをよく見ませんか?
こんな感じのやつです。
赤い枠で囲まれた部分が、いわゆるハッシュタグです。
キーワードの前に「#(シャープ)」を付けることにより、そのキーワードが自動的にリンクテキストとなります。
リンクテキストをタップもしくはクリックすることで、同じキーワードのハッシュタグ一覧をまとめて検索できるようになります。
そのためハッシュタグを利用すれば、これから読もうか迷っている小説や漫画などの評判を確認したり、特定のニュースに対して他の人たちがどんな感想を持っているのかなどを確認するなど、様々に活用することができます。
ハッシュタグの起源と歴史
ハッシュタグは、もともとはインターネット・リレー・チャット(IRC)で使われていたものでした。
たまたまあるユーザーがTwitter上でもハッシュタグを使おうと提唱し、瞬く間に多くのユーザーの間で使われるようになりました。
現在では、身の回りのちょっとした出来事から政治運動まで、あらゆるものがハッシュタグ化されるようになり、誰でも気軽に使えるツールとなっています。
さらにはTwitterに続き、Instagram(インスタグラム)やFacebook(ファイスブック)などの多くのSNSで、ハッシュタグが利用されています。
ハッシュタグの正しい打ち方は?
ハッシュタグの正しい打ち方は、
まずは、ハッシュタグ化したいキーワードの前に「#(シャープ)」を付けます。
注意点としては、「#(シャープ)」の前に必ずスペースを入力してください。(スペースを入力しないと、テキストリンク化されません)
ハッシュタグの後ろに文章を続ける場合もスペースを入力してください。(スペースを入力しないと、後ろの文章もテキストリンク化されてしまいます)
ちなみにスペースは、半角で入力しても全角で入力してもどちらでもOKです。
ハッシュタグはSNS以外にも広がっている
現在では多くのSNSで利用されているハッシュタグですが、その用途はSNS以外にも広がっています。
例えば、動画サイトのYouTubeではハッシュタグが利用できるようになっており、ハッシュタグをタップもしくはクリックすると、同じキーワードのハッシュタグ一覧をまとめて検索できます。
新しい商品など紹介する動画などでは、商品名のハッシュタグが貼られている場合があり、ハッシュタグからその商品を紹介している他の動画一覧へ飛ぶことが可能になっています。
新しい商品について詳しく知りたいなどの場合には、かなり便利です。
ハッシュタグの乱用に注意
投稿者がハッシュタグを利用する場合は、できるだけ多くの人にツイートを見てもらえるよう、たくさんのハッシュタグを付ける人もいます。
たくさんのハッシュタグを付けておけば、それだけ検索からツイートを見てもらえる可能性が高くなるわけですから、ある意味合理的ですね。
しかし「たくさんのハッシュタグを付けまくる=あんまり関係ないキーワードまでハッシュタグに入れる」というようなことになってしまいがちです。
Twitter側でもこの点には留意しているようで、Twitterのヘルプセンターでは、ハッシュタグの乱用を「してはいけない行為」と明記しています。
ハッシュタグが乱用されたツイートについては、検索結果の質を保つために、検索結果から除外されることもあるようです。
1つのツイートにつき、何個以上のハッシュタグを付けると乱用になるのかなど細かい点についての記載はありませんが、ハッシュタグを付ける場合は、常識の範囲内で使うようにしてください。
ハッシュタグがうまく打てない?
初心者がハッシュタグを入力して投稿したときに、うまくテキストリンク化されない・・・という場合が結構あります。
ハッシュタグは簡単に使えるイメージですが、一応細かいルールも存在するので、間違いがないか確認しておきましょう。
スペースを入力し忘れていないか確認する
これはすでにハッシュタグの打ち方で指摘した注意点です。
ハッシュタグの前にスペースを入力しないと、上記のようにハッシュタグがテキストリンク化されません。
きちんとスペースを入力することで、ハッシュタグがテキストリンク化されます。
ハッシュタグの前にスペースを入力するのは、基本中の基本なので、きちんと覚えておきましょう。
ハッシュタグの後ろにスペースを入力し忘れていないか確認する
これもすでにハッシュタグの打ち方で指摘した注意点です。
ハッシュタグの後ろに文章を続ける場合はスペースを入力しないと、後ろに続く文章もテキストリンク化されてしまいます。
きちんとスペースを入力することで、後ろに続く文章のテキストリンク化が解除されます。
ハッシュタグの後ろに文章を続ける場合は少ないかと思いますが、こちらも覚えておくといいでしょう。
シャープを全角で入力していないか確認する
ハッシュタグでは、ハッシュタグ化したいキーワードの前に必ず「#(シャープ)」を付けます。
このとき、「#(シャープ)」を全角で入力してしまうと、テキストリンク化されません。
きちんと半角で「#(シャープ)」を入力することで、ハッシュタグがテキストリンク化されます。
結構細かいことですが、「#(シャープ)」は必ず半角で入力する点は間違えないようにしてください。
記号や句読点はハッシュタグとして認識されない
基本的に、記号や句読点はハッシュタグとして認識されません。
例えば、「かわいい!キュート!」と「!」などの記号を使うとハッシュタグが記号のところで途切れます。
「かわいいし、キュート」など、「、(句読点)」を使った場合もハッシュタグが句読点のところで途切れます。
記号や句読点はハッシュタグとして認識されないため、きちんとしたハッシュタグにするためには、記号や句読点を除くしかありません。
数字だけの場合もハッシュタグとして認識されない
数字だけの場合もハッシュタグとして認識されません。
注意点としては、ハッシュタグとして認識されないのは、数字だけの場合です。
数字に文字を加えると、きちんとハッシュタグとして認識されるようになります。
まとめ
この記事では、Twitter(ツイッター)などのSNSで使われるハッシュタグとは何なのか?正しいハッシュタグの打ち方は?などについて詳しくまとめてみました。
比較的シンプルに使えそうなハッシュタグですが、結構細かいルールが多く、きちんと使うためにはある程度覚えておいたほうがいい点がいくつかあります。
ぜひ、この記事でハッシュタグの細かいルールなどを覚えて、どんどん活用してみてください。
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