Androidスマホでは一定の時間操作を行わなないと、スリープ(画面を消灯した)状態に移行するようになっています。
スリープ状態に移行することで、むだな電力消費をおさえてくれるわけですね。
しかしながら、「スリープ状態にあるはずのAndroidスマホの画面が勝手についてしまう」、「スリープ状態のAndroidスマホの画面が点灯したままになっている」などといったケースで困っている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、画面が勝手についてしまう場合の対処法についてくわしく解説します。
もくじ
画面が勝手についてしまう場合の対処法
アプリからの通知が届いたときの設定を確認する
Androidスマホを使っていないのに、画面が勝手についてしまう・・・という場合に、一番最初にチェックすべきは、アプリからの通知が届いたときの設定です。
Androidスマホでは、設定によってアプリからの通知が届くたび、勝手に画面がついてしまうことになります。
アプリからの通知が届いたときの設定を確認しておきましょう。
アプリからの通知が届いたときの設定を確認するには、

「設定」をタップします。(「設定」は上記のような歯車の形のアイコンです。「ホーム」画面か「アプリの一覧」画面にあります)

「設定」画面が表示されるので、「ディスプレイ」をタップします。

「ディスプレイ」の画面が表示されるので、「詳細設定」をタップします。

新しい項目が表示されるので、「ロック画面」をタップします。

「ロック画面」という画面が表示されます。
この画面にある「通知時にスリープ状態から復帰」という項目を確認してください。
この項目がオンになっていると、アプリからの通知が届くたびに勝手に画面がついてしまいます。(上記のように、「通知時にスリープ状態から復帰」の右側にある「スイッチ」が右に寄っている状態だと、オンになっています)

アプリからの通知が届くたびに勝手に画面がついてしまうのを防ぎたい場合は、「通知時にスリープ状態から復帰」の項目の右側にある「スイッチ」をタップして、オフの状態に切り替えましょう。(オフの状態に切り替わると、「通知時にスリープ状態から復帰」の右側にある「スイッチ」が左に寄っている状態になります)
Smart Lock機能に「信頼できる場所」か「信頼できるデバイス」を登録していないか確認する
Androidスマホには、「Smart Lock」という機能が搭載されています。
この「Smart Lock」機能では、
- 信頼できる場所
- 信頼できるデバイス
上記の2つを登録しておくことが可能になっています。
上記の2つを登録しておくことで、
- 信頼できる場所にいるあいだは、自動的にロック画面が解除される。
- 信頼できるデバイスの近くにいるあいだは、自動的にロック画面が解除される。
といった現象が起こるようになっています。
つまりは、「Smart Lock」機能に「信頼できる場所」か「信頼できるデバイス」を登録しておいた場合は、一定の条件を満たせば画面が勝手についてしまうことになります。
「自分では、そんなもの登録した覚えはないんだけど・・・」という人でも、念のため、「Smart Lock」機能に「信頼できる場所」か「信頼できるデバイス」を登録していなか確認しておきましょう。(ちなみに「信頼できる場所」については、Google マップを使ってかんたんに登録することができます)
「Smart Lock」機能に「信頼できる場所」か「信頼できるデバイス」を登録していなか確認するには、

「設定」をタップします。

「設定」画面が表示されるので、「セキュリティ」をタップします。

「セキュリティ」の画面が表示されるので、「Smart Lock」をタップします。

「Smart Lock」の画面が表示されます。

「信頼できる場所」をタップするれば、「信頼できる場所」を登録しているのか確認することができます。

「信頼できるデバイス」をタップすれば、「信頼できるデバイス」を登録しているのか確認することができます。
確認してみてたら、「信頼できる場所」や「信頼できるデバイス」を登録していた・・・という場合は、ふだんの生活に不必要であれば、それらの登録を削除しておきましょう。
アンビエント表示をオフにする
Androidスマホには、アンビエント表示という機能が搭載されています。(Androidスマホの機種によっては、「アンビエント表示」ではなく、「時間と情報を常に表示」などと、別の名称となっている場合があります)

スリープ状態で、上記のような時間や日付け、天気や温度などの表示が出たままだと、アンビエント表示がオンになっています。(Androidスマホの機種やOSのバージョンによって、アンビエントで表示されるものが異なるので、注意してください)
Androidスマホがスリープ状態に移行しても、画面が点灯しているという場合は、アンビエント表示をオフにしましょう。(もちろんそれが「アンビエント表示」という機能なのだと理解して、そのまま使い続けたいという場合は、オンのままで大丈夫です)
アンビエント表示をオフにするには、

「設定」をタップします。

「設定」画面が表示されるので、「ディスプレイ」をタップします。

「ディスプレイ」の画面が表示されるので、「詳細設定」をタップします。

新しい項目が表示されるので、「ロック画面」をタップします。

「ロック画面」という画面が表示されるので、「時間と情報を常に表示」の右側にある「スイッチ」をタップします。

「スイッチ」をタップすれば、アンビエント表示がオフになります。(上記のように、「時間と情報を常に表示」の右側にある「スイッチ」が左に寄っている状態であれば、アンビエント表示がオフになっています)
Googleアシスタントが誤って反応してしまったときは気にしなくていい

Androidスマホの画面が勝手についていて、上記のような画面になっている場合は、たんにGoogleアシスタントが誤って反応してしまっただけです。
Googleアシスタントは「OK Google」という声に反応しますが、それ以外のキーワードに反応してしまうこともあります。
まあ、こういったことはときどきにしか起こらないので、あまり気にする必要はありません。
どうやっても画面が勝手についてしまう場合は?
ここまでの対処法を試してみても、画面が勝手についてしまう状態を改善できないという場合は、Androidスマホが故障している可能性があります。
Androidスマホが故障している場合は、個人の力ではどうしようもありません。
契約している携帯電話会社のサポートなどに相談してみましょう。
また、長くAndroidスマホを使っている場合は、これを機会に新しいスマホに買い替えるのもいいでしょう。
「新しいスマホに買い替えたいけど、わざわざショップまで行って、長時間待たされるのは面倒だな・・・」と感じる人は、オンラインから手続きする方法がおすすめです。
オンラインから手続きすると、
- わざわざショップまで行く必要がない。
- 待ち時間なしで、24時間いつでも手続きが可能。
- 新しいスマホを無料で自宅まで届けてくれる。
- オンライン限定のお得なキャンペーンを利用できる。
などのメリットがあります。
時間やお金を節約したい人には、うってつけですね。
オンラインから手続きする場合は、こちらからどうぞ。
まとめ
この記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、画面が勝手についてしまう場合の対処法についてくわしく解説してみました。
この記事の内容をまとめてみると、
- アプリからの通知が届いたときの設定を確認する。
- Smart Lock機能に「信頼できる場所」か「信頼できるデバイス」を登録していないか確認する。
- アンビエント表示をオフにする。
- Googleアシスタントが誤って起動してしまった場合は、あまり気にしなくていい。
- どうやっても画面が勝手についてしまう場合は、契約している携帯電話会社のサポートなどに相談するか、新しいスマホに買い替える。
となります。
ぜひこの記事を参考にして、画面が勝手についてしまう状態を改善してみてください。
関連記事
- 【Androidスマホ】白黒(モノクロ)になってしまった画面を元にもどす方法
- 【Androidスマホ】画面が勝手に動いてしまう場合の対処法【ゴーストタッチ防止】
- 【Androidスマホ】画面が薄暗くなってしまう場合の対処法
参考
ガジェットをこよなく愛するフリーランスのエンジニア。できるだけわかりやすく、かんたんに解説するようにしています。