「私はロボットではありません」と表示されるreCAPTCHAとは?




この記事では、ウェブサイトにアクセスする際に「私はロボットではありません」と表示されるreCAPTCHAについて詳しく解説します。

reCAPTCHAとは?

reCAPTCHAとは、ウェブサイトにアクセスする人間とボットを区別する認証システムのことです。

2014年に登場した認証システム「No CAPTCHA reCAPTCHA」では、「私はロボットではありません」にチェックを入れるだけのかなりシンプルなものでした。

しかし、2017年に登場した認証システム「Invisible reCAPTCHA」では、さらに写真を選択させることで精度を上げる仕組みになっています。

最初に「私はロボットではありません」と表示される

すでに述べた通り、 reCAPTCHAでは最初に「私はロボットではありません」という認証が表示されます。

私はロボット

「私はロボットではありません」という認証は、左側にチェックするだけでクリアできます。

さらに画像認証が表示される

2017年以降は、「私はロボットではありません」の認証をクリアした後、さらに「画像認証」が表示されるようになっています。

道路標識

「〇〇〇の画像をすべて選択してください」「〇〇〇のタイルをすべて選択してください」などと表示され、該当する画像を選択して認証をクリアする仕組みになっています。

道路標識2

2段階の認証方式となっており、人間とボットを区別する精度が上がっています。

画像認証には様々なパターンが存在する

2段階目の認証にあたる画像認証には、様々なパターンが存在します。

自動車

こちらは、「自動車のタイルをすべて選択してください」というパターン。

お店の外観の画像

こちらは、「お店の外観の画像をすべて選択してください」というパターン。

タクシー

こちらは「タクシーの画像をすべて選択してください」というパターン。

実に様々な画像認識のパターンが用意されていて、人間とボットを区別する精度はかなり高くなっています。

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参考

 

この記事を書いた人
筑波 遼(つくば りょう)

ガジェットをこよなく愛するフリーランスのエンジニア。できるだけわかりやすく、かんたんに解説するようにしています。

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筑波 遼(つくば りょう)
当ブログ(かんたんブログ)の運営者でAndroidスマホの愛好家。Androidスマホの使い方に困っている人のため、何とか役に立ちたいと記事を書いています。著書『Twitterの次のSNS 「Mastodon」入門』が工学社から発売中。