【LINE】「興味関心に基づいた情報について」と表示されたけど、これってどういう意味?




LINEアプリをバージョン10.18.0以降にアップデートすると、「興味関心に基づいた情報について」と表示されるようになりました。

内容を見てみると、ちょっと見慣れない言葉がならんでいてよくわからない・・・と感じている人も多いんじゃないでしょうか?

この記事では、「興味関心に基づいた情報について」ってどういう意味なのか?について、できるだけかんたんに解説します。

「興味関心に基づいた情報について」の具体的な意味は?

興味関心に基づいた情報について2

LINEをアップデートすると「興味関心に基づいた情報について」と表示されますが、内容は「あなたの興味関心に合わせて表示する広告の設定が増えました。」と書かれています。

「えっ、今まで表示する広告の設定なんていじったことないんだけど・・・」という人がほとんどでしょう。

「そもそも表示する広告の種類って何?」という疑問を持つ人もいるでしょう。

この点については、LINEの使い方ガイドでくわしく紹介されており、

  • LINE内識別子を利用した追跡型広告
  • 広告識別子を利用した追跡型広告

の2つの広告の種類が配信されるようになりました。

これまでは、1種類だった広告のが2種類の広告になったわけです。

しかし、「LINE内識別子を利用した追跡型広告」と「広告識別子を利用した追跡型広告」と言われても、ちょっとわかりづらいですね。

上記の2つの広告についてわかりやすく解説しておきましょう。

LINE内識別子を利用した追跡型広告とは?

「LINE内識別子を利用した追跡型広告」とは、LINEアプリを使っているときの利用履歴をもとに配信する広告のことです。

LINEを利用しているユーザーには、識別子というものが割り振られています。

LINEはその識別子から、このユーザーはどういうサービスを利用したのかといった履歴を確認し、どういう広告を配信するのかを決める仕組みとなっています。

ちなみにLINEでは、ユーザーに割り振っている識別子は公開されることはなく、自分も含めて他の誰も見ることができないようになっているとのことです。

このあたりは安心ですね。

広告識別子を利用した追跡型広告とは?

LINEを利用しているときに広告が表示されますが、その広告からLINEの関連サービスやLINE以外のサービスを利用することがありますね。

この広告を利用したときに振り分けられるの広告識別子です。

「広告識別子を利用した追跡型広告」は、この広告識別子の利用履歴をもとに配信する広告のことです。

「どの広告をタップしたのかまで利用履歴が確認されるのか・・・」とびっくりする人も多いでしょうが、こちらもLINE内識別子と同様に一切公開されることはありません。

広告設定を変更する方法

「今まで1種類だった広告が2種類に増えたことはわかったけど、LINEに利用履歴を確認されるには嫌だ。」と感じる人もいるでしょう。

LINEではこういったユーザーのために、広告設定を変更できるようになっています。

広告設定を変更するには、

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LINEアプリを開き、「設定」(歯車のアイコン)をタップします。

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「設定」画面が表示されるので、「プライバシー管理」をタップします。

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「プライバシー管理」の画面が表示されるので、「広告の設定」をタップします。

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「広告の設定」画面が表示されるので、「LINE内部識別子を利用した追跡型広告の受信」の右側にある「チェック」の部分をタップします。

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上記のように「チェック」が外れればOKです。

これで、LINEに利用履歴を確認されないようになります。

Cookieを利用した追跡型広告の受信って何?

上記の「広告の設定」画面では、「LINE内部識別子を利用した追跡型広告の受信」のほかに「Cookieを利用した追跡型広告の受信」という項目があります。

Cookie(クッキー)とは、アプリを利用したユーザーの情報を一時的に保存する仕組みのことをいいます。

識別子が一時的に保存されたものと考えるとわかりやすいかと思います。

「LINEに、自分のCookie情報を利用されるのは嫌だ。」という場合は、

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「Cookieを利用した追跡型広告の受信」の右側にある「チェック」をタップします。

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上記のように「チェック」が外れれば、LINEに、自分のCookie情報を利用されなくなります。

LINEに自分の利用履歴を一切確認されたくないという人は、上記の2つの「チェック」を外しておきましょう。

まとめ

この記事では、「興味関心に基づいた情報について」ってどういう意味なのか?について、できるだけかんたんに解説してみました。

まとめてみると、

  • これまでは、1種類だった広告のが2種類の広告になった。
  • 2種類の広告は、「LINE内識別子を利用した追跡型広告」と「広告識別子を利用した追跡型広告」。
  • 基本的にどちらの広告もユーザーの利用履歴をもとに配信される。
  • ユーザーの利用履歴は公開されることはない。
  • それでも利用履歴を使われるのが嫌な場合は、設定から変更することができる。

となります。

「LINEに自分の利用履歴がどの程度使われるのか?」については、個人ごとに考え方が大きく異なるかと思います。

ぜひ、この記事を参考にして、自分が最適だと思えるよう配信される広告の設定を変更してみてください。

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参考

 

この記事を書いた人
筑波 遼(つくば りょう)

ガジェットをこよなく愛するフリーランスのエンジニア。できるだけわかりやすく、かんたんに解説するようにしています。

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筑波 遼(つくば りょう)
当ブログ(かんたんブログ)の運営者でAndroidスマホの愛好家。Androidスマホの使い方に困っている人のため、何とか役に立ちたいと記事を書いています。著書『Twitterの次のSNS 「Mastodon」入門』が工学社から発売中。