この記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、特定のアプリの使用時間を制限する方法についてくわしく解説します。
Androidスマホで特定のアプリを使い過ぎていないか?
Androidスマホを利用していると、
- なんとなく気になってしまい、しょっちゅうSNS系のアプリをチェックしてしまう・・・
- 気がついたら、一日中ゲームアプリをプレイしていた・・・
- ずっと動画アプリを見続けてしまう・・・
などといったように、特定のアプリを使い過ぎてしまうことはないでしょうか?
Androidスマホには魅力的なアプリが数多く存在しますが、それらのアプリには、長い時間にわたって使い過ぎてしまうというデメリットがあります。
自分で「ちょっと、このアプリを使い過ぎだな」と意識してアプリの使用時間を抑えることができれば問題はありません。
しかしながら、「あと、もう少しだけ・・・」、「気がついたら、こんなに時間が経っていた・・・」など、自分自身ではなかなかアプリの使用時間を抑えられない場合はやっかいですね。
そんな場合におすすめなのが、Androidスマホにおける特定のアプリの使用時間を制限できる機能です。
Androidスマホでは特定のアプリの使用時間を制限することができる
Androidスマホでは、特定のアプリの使用時間を制限できるようになっています。
Android 10以降のAndroid OSには、「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」という機能が搭載されており、特定のアプリごとに使用時間を制限できるように設定することができます。
「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」については、特定のアプリの使用時間を制限するだけでなく、アプリごとの使用時間も確認できるようになっており、どのアプリを使い過ぎているのかを調べることなども可能です。
Androidスマホで特定のアプリの使用時間を制限する方法
Androidスマホで特定のアプリの使用時間を制限するには、
「設定」をタップします。(「設定」は、上記のような歯車の形のアイコンです。「ホーム」画面に見当たらない場合は、「アプリの一覧」画面を探してみましょう)
「設定」画面が表示されるので、「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」をタップします。
「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」の画面が表示されるので、上記の「赤枠で囲まれた円形のグラフ」をタップします。
「ダッシュボード」の画面が表示されるので、画面を一番下までスクロールします。
「ダッシュボード」の画面を一番下までスクロールしたら、「〇〇個のアプリをすべて表示」をタップします。
「〇〇個のアプリをすべて表示」をタップすると、「使用時間を制限できるアプリの一覧」が表示されるので、「使用時間を制限したいアプリ」の右側にある「砂時計」のアイコンをタップします。(ここでは例として、「YouTube」アプリの使用時間を一日一時間に制限してみます)
「砂時計」のアイコンをタップすると、「アプリタイマーの設定」という「メニュー」が表示されます。
この「メニュー」で、「一日に使用できる時間の上限」を設定して、「OK」をタップします。
これで、「YouTube」アプリの使用時間が一日一時間に制限されました。
なお、アプリの使用時間については、午前0時にリセットされるようになっています。
制限された使用時間を超えてしまったアプリは、午前0時を過ぎると再び利用することができるようになります。
使用時間の制限を解除する方法
特定のアプリの使用時間を制限してみたけど、元の状態にもどしたいという場合は、制限を解除することができます。
使用時間の制限を解除するには、
「ダッシュボード」の画面を開き、「使用時間の制限を解除したいアプリ」の右側にある「砂時計」のアイコンをタップします。(ここでも例として、「YouTube」アプリの使用時間の制限を解除してみます)
「アプリタイマーの設定」という「メニュー」が表示されるので、「タイマーを削除」をタップします。
これで、使用時間の制限が解除されました。
まとめ
この記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、特定のアプリの使用時間を制限する方法についてくわしく解説してみました。
最近では、ユーザーの趣味や嗜好ごとに豊富なコンテンツが揃う動画アプリ、スマホアプリと思えないほどクオリティの高いゲームアプリ、ユーザーによっては生活に影響を及ぼすほどの存在となっているSNS系のアプリなど、とても魅力的なアプリが数多く存在しています。
魅力的なアプリは、ユーザーを楽しませてくれる反面、ユーザーの貴重な時間を奪ってしまうというデメリットが大きな問題となってしまいます。
へたをすると、仕事や学業などに支障が出たり、十分な休息や睡眠時間が確保できないなど、ユーザーの生活に悪影響を与えてしまう可能性があります。
こういった悪影響を防止したいと考えるユーザーは、ぜひこの記事を参考にして、特定のアプリの使用時間を制限してみてください。
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参考
※この記事で解説した内容は、Androidのバージョンや機種によって異なる場合があるので注意してください。
※この記事で解説した内容は、更新した時点(2023年2月28日)のものであり、Google Pixel 5a(Android 13)で検証を行なっています。