【Androidスマホ】モバイルデータ通信とは?オフにするとどうなる?




この記事では、「Androidスマホのモバイルデータ通信とは、どういうものなのか?」、「モバイルデータ通信をオフにするとどうなるのか?」といった疑問についてくわしく解説します。

Androidスマホのモバイルデータ通信とは?

Androidスマホのモバイルデータ通信とは、携帯電話会社の回線を利用して、データのやりとりを行う通信のことをいいます。

具体的には、あなたが契約している携帯電話会社の回線を使って、ウェブサイトや動画を見たり、SNSに書きこむことなどのやりとりができます。

モバイルデータ通信と音声通話の違い

携帯電話会社が提供している「モバイルデータ通信」と「音声通話」は、別々のサービスです。(メッセージアプリが提供している「無料の音声通話サービス」などは、データ通信を利用しているので誤解されがちですが・・・)

「モバイルデータ通信」と「音声通話」の違いは、

  • モバイルデータ通信は、データのやりとりを行う通信サービス。
  • 音声通話は、音声のやりとりを行う通信サービス。

となります。

モバイルデータ通信とWi-Fiの違い

ちょっとややこしいと感じる人も多いでしょうが、「モバイルデータ通信」と「Wi-Fi」も別ものです。

「モバイルデータ通信」と「Wi-Fi」の違いは、

  • モバイルデータ通信は、携帯電話会社の回線を利用して、データのやりとりを行う通信。
  • Wi-Fiは、Wi-Fiネットワークを利用して、データのやりとりを行う通信。

となります。

それぞれにメリットがあり、

  • モバイルデータ通信は、携帯電話会社の回線を利用しているため、どこでもインターネットを使うことができる。
  • Wi-Fiはルーターの近くでしか利用できないが、データ使用量を気にせずにインターネットを使うことができる。

となっています。

ふだんはモバイルデータ通信を使い、ルーターが近くにあるときはWi-Fiを使うなど、それぞれを使いわけるととても効率的です。(契約しているデータ通信量に上限がある場合は、Wi-Fiを活用することで、データ通信量を抑えることができます)

Androidスマホのモバイルデータ通信をオフにするとどうなる?

モバイルデータ通信をオフにすると、契約している携帯電話会社の回線を使って、データをやりとりすることができなくなります。

具体的には、

  • ブラウザアプリからインターネットを見れなくなる。
  • インターネットを介して利用できるアプリが使えなくなる。
  • メールを受信できなくなる。

などのデメリットが生じます。

かんたんにいえば、インターネットに関係するサービスがまったく使えなくなるということです。

ちなみに、Wi-Fiに接続できる環境であれば、Wi-Fiネットワークからインターネットに関連するサービスが使えるため、上記のデメリットは生じません。

どんなときにAndroidスマホのモバイルデータ通信をオフにするといいのか?

ずばり、データ使用量を節約したい場合におすすめです。

「データ使用量が契約しているデータプランの上限に近づいている・・・」などの場合は、モバイルデータ通信をオフにしておき、Wi-Fiに接続できるところでインターネットを使うようにすると、データ使用量を抑えることができます。

モバイルデータ通信の「どこでもインターネットを使える」というメリットは活用できなくなりますが、データ使用量を抑えるにはとても効果的です。

Androidスマホのモバイルデータ通信をオフにする方法

Androidスマホでは、「クイック設定」と「設定」アプリからモバイルデータ通信をオフにすることができます。

「クイック設定」からモバイルデータ通信をオフにする方法

「クイック設定」からモバイルデータ通信をオフにするには、

クイック設定からオフにする

Androidスマホの「ホーム」画面を開き、画面を上から下に2回スワイプします。(画面を上から下に1回だけスワイプすると、「クイック設定」が小さく表示され、2回スワイプすると大きく表示されるようになっています。1回だけスワイプした場合でも「インターネット」というアイコンが表示されるパターンがありますが、念のため、2回スワイプして「クイック設定」を大きく表示するようにしましょう)

クイック設定からオフにする3

「クイック設定」が大きく表示されるので、「インターネット」というアイコンをタップします。

クイック設定からオフにする5

「インターネット」のアイコンをタップすると、「インターネット」という「メニュー」が表示されるので、「あなたが契約している携帯電話会社」の名前の右側にある「スイッチ」をタップします。(「あなたが契約している携帯電話会社」については、上記の場合だと楽天モバイルと契約しているため、「Rakuten」と表示されます。このあたりについては、自分自身で契約している携帯電話会社がどう表記されるのか、きちんと把握しておきましょう)

クイック設定からオフにする6

「モバイルデータをOFFにしますか?」という「メニュー」が表示されるので、「OFFにする」をタップします。

クイック設定からオフにする7

これで、モバイルデータ通信がオフになります。

「設定」アプリからモバイルデータ通信をオフにする方法

「設定」アプリからモバイルデータ通信をオフにするには、

「設定」アプリからモバイルデータ通信をオフにする

「設定」をタップします。(「設定」は、上記のような歯車の形のアイコンになります。「ホーム」画面に見当たらない場合は、「アプリの一覧」画面を探してみましょう)

「設定」アプリからモバイルデータ通信をオフにする2

「設定」画面が表示されるので、「ネットワークとインターネット」をタップします。

「設定」アプリからモバイルデータ通信をオフにする3

「ネットワークとインターネット」の画面が表示されるので、「SIM」をタップします。

「設定」アプリからモバイルデータ通信をオフにする5

「SIM」の画面が表示されます。(「SIM」の画面については、あなたが契約してる携帯電話会社の名前が表示されるので、注意しましょう。上記の場合では楽天モバイルと契約しているため、「Rakuten」と表示されます)

この画面で、「モバイルデータ」の項目の右側にある「スイッチ」をタップします。

「設定」アプリからモバイルデータ通信をオフにする6

「スイッチ」をタップすると、モバイルデータ通信がオフになります。

まとめ

この記事では、「Androidスマホのモバイルデータ通信とはどういったものなのか?」、「モバイルデータ通信をオフにするとどうなるのか?」といった疑問についてくわしく解説してみました。

この記事の内容をわかりやすくまとめてみると、

  • Androidスマホにおけるモバイルデータ通信とは、携帯電話会社の回線を利用して、データのやりとりを行う通信のことである。
  • 「音声通話」は、音声のやりとりを行う通信サービスであり、「モバイルデータ通信」とは別のサービスである。
  • 「モバイルデータ通信」は契約している携帯電話会社の回線、「Wi-Fi」はWi-Fiネットワークを使って、データのやりとりを行うという違いがある。
  • モバイルデータ通信をオフにすると、Wi-Fiに接続できない環境では、インターネットに関連するサービスがまったく使えなくなる点に注意する。
  • データ使用量を節約したい場合には、モバイルデータ通信をオフにして、Wi-Fiを最大限活用するのがおすすめの方法である。

となります。

契約しているプランのデータ使用量の上限が迫っているなどの場合は、モバイルデータ通信をオフにして、Wi-Fiをできるだけ活用するなどしてみてください。

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参考

 

※この記事で解説した内容は、Androidのバージョンや機種によって異なる場合があるので注意してください。

※この記事で解説した内容は、更新した時点(2023年3月1日)のものであり、Google Pixel 5a(Android 13)で検証を行なっています。

 

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筑波 遼(つくば りょう)
当ブログ(かんたんブログ)の運営者でAndroidスマホの愛好家。Androidスマホの使い方に困っている人のため、何とか役に立ちたいと記事を書いています。著書『Twitterの次のSNS 「Mastodon」入門』が工学社から発売中。