この記事では、Androidスマホのワンタイム・パーミッションとはどういう設定なのか?についてくわしく解説します。
ワンタイム・パーミッションとは?
Androidスマホでは、アプリに対して位置情報やファイルなどへのアクセスできる権限を
- アプリの使用時のみ
- 今回のみ
- 許可しない
の3つの選択肢から選択できるようになっています。
例えば、インストールしたばかりのアプリを開くと、上記のような「メニュー」が表示され、位置情報やファイルなどへのアクセスできる権限を選択することができます。
Androidスマホのワンタイム・パーミッションとは、上記のうち「今回のみ」を選択すると使える設定となっています。
具体的には「今回のみ」を選択すると、アプリが位置情報やファイルなどへのアクセスできる権限が今回の使用のみに制限され、次回以降は、アプリを使うたびに、位置情報やファイルなどへのアクセスできる権限を確認することになります。
大事な個人情報などをきちんと守りたいという人にとっては、なかなか有益な設定といえるでしょう。
後から設定を見直す方法
インストールしたばかりのアプリを開くと、位置情報やファイルなどへのアクセスできる権限を設定することができますが、後から設定を見直すこともできます。
設定を後から見直すには、(ここでは例として、「Y!MAP」の位置情報の設定を見直しながら解説します)
「設定」をタップします。
「設定」画面が表示されるので、「アプリと通知」をタップします。
「アプリと通知」の画面が表示されるので、「Y!MAP」をタップします。
「アプリ情報」の画面が表示されるので、「権限」をタップします。
「アプリの権限」の画面が表示されるので、「位置情報」をタップします。
「位置情報の権限」の画面が表示されます。
この画面で設定を見直すことができます。
ちなみに、「常に許可」という選択肢が存在しするのは「位置情報」のみです。
位置情報については利便性が考慮され、「常に許可」という選択肢が選べるようになっています。
マップ系のアプリの中には、「常に許可」を選択しておくと、過去に自分がどういったルートを移動していたのかを確認できるものもあります。
このあたりについては、利便性と個人情報を天秤にかけて、どういった選択肢を選ぶべきかきちんと判断しましょう。
まとめ
この記事では、Androidスマホのワンタイム・パーミッションとはどういう設定なのか?についてくわしく解説してみました。
まとめてみると、
- Androidスマホのワンタイム・パーミッションとは、アプリを使うたびに位置情報やファイルなどへのアクセスできる権限を確認する設定のこと。
- アプリが位置情報やファイルなどへのアクセスできる権限については、後から設定を見直すことができる。
となります。
大切な個人情報をきちんと管理したい場合は、ぜひワンタイム・パーミッションを利用してみてください。
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※この記事で解説した内容は、Androidのバージョンや機種によって異なる場合があるので注意してください。
※この記事で解説した内容は、更新した時点(2023年2月6日)のものになります。