Androidスマホの電源がオフになっていたのに気がつき、電源を入れようとしたのだが、電源が入らない・・・こういった場合はどう対処すればいいのでしょうか?
この記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、電源が入らない(つかない)場合の対処法を詳しく解説します。
Androidスマホの電源が入らない原因は?
Androidスマホの電源が入らない原因としては、
- Androidスマホを利用しているユーザーが勘違いをしている。
- Androidスマホのバッテリーが、完全放電された状態になっている。
- Androidスマホの画面が非表示になったまま、画面がフリーズしている。
- SIMカードやSDカードが接触不良を起こしている。
- Androidスマホが故障している。
などが考えられます。
Androidスマホの電源が全く入らない状態では、上記のどの原因に該当するのかを特定するのは難しくなっています。
そのため、Androidスマホの電源が入らない場合の対処法を以下にまとめてみましたので、各対処法を試してみてください。
Androidスマホの電源が入らない場合の対処法
まずはAndroidスマホの電源ボタンを数秒間長押ししてみる
Androidスマホを利用しているユーザーによっては、電源が入らない状態であると勘違いしている場合があります。
基本的に、Androidスマホは、電源をオンにしたまま使っているユーザーがほとんどです。
そのため、何らかの原因でAndroidスマホの電源をオフにしてしまった場合、電源をオンにするやり方をユーザーがあやふやにしか覚えていない可能性があります。
- 電源ボタンをただ押してみただけ。
- 音量ボタンなどを電源ボタンだと勘違いして長押ししている。
- そもそも、どれが電源ボタンなのかがわからない。
上記のやり方では、Androidスマホの電源をオンにすることはできません。(どれが電源ボタンなのかがわからないという場合は、端末の取り扱い説明書を確認しなければなりません)
Androidスマホの電源をオンにする正しいやり方は、端末の側面にある電源ボタンを数秒間長押しすることです。(数秒間長押しと抽象的な説明になっていますが、Androidスマホは機種によって、何秒長押しすれば電源がオンになるのかが変わってきます)
Androidスマホの電源が入らない場合は、どのボタンが電源ボタンなのかを確認してから、電源ボタンを数秒間長押ししてみましょう。
電源が入らない状態であると勘違いしている場合は、これでAndroidスマホの電源が入るはずです。
Androidスマホを充電する
Androidスマホのバッテリー内に蓄積された電力が完全にゼロになってしまうことを、完全放電された状態といいます。
Androidスマホを充電している状態にして、赤のライトが点滅した場合は、バッテリーが完全放電された状態であることを示しています。
当然ながら、Androidスマホのバッテリーが完全放電された状態では、充電が足りず、電源ボタンを長押ししても電源が入りません。
バッテリーが完全放電された状態では、最低30分以上充電を行ってから、電源を入れるようにしてください。
寝る前にAndroidスマホを充電しておいたつもりだったが・・・翌朝に確認してみると、きちんとケーブルや充電器と接続していなかったために、バッテリーが完全放電された状態に・・・こういった場合は、慌てずにAndroidスマホを十分な時間充電するようにしましょう。
すぐに外出しなければならない・・・という場合は、Androidスマホと共にケーブルと充電器を持っていき、外出先でも充電できるようにしておくといいでしょう。
Androidスマホを強制再起動する
何らかの理由で、Androidスマホの画面が非表示になったまま、画面がフリーズしている場合があります。
この場合だと、Androidスマホの電源が入らない状態と勘違いしがちですが、単にフリーズしている場合と対処法は一緒です。
フリーズしている場合は、Androidスマホを強制再起動しましょう。
Androidスマホを強制再起動するには、端末の電源ボタンを10秒以上長押ししてください。(多くのAndroidスマホがこのやり方で強制再起動できますが、一部の機種ではやり方が異なるものがあります。念のため、利用している機種の取り扱い説明書等で確認してみてください)
電源ボタンを10秒以上長押ししてみても、何の反応もないという場合は、電源ボタンから指を離し、再度10秒以上長押ししてみてください。
SIMカードやSDカードを入れ直す
稀にSIMカードやSDカードが接触不良を起こしていて、電源が入らない場合もあります。
念のため、AndroidスマホからSIMカードやSDカードを取り出し、再度入れ直しみましょう。
SIMカードやSDカードに汚れなどがあった場合は、傷をつけないようにクリーニングクロスやメガネクロスでキレイに拭いてください。
どうやってもAndroidスマホの電源が入らない場合は?
Androidスマホの電源が入らない場合の対処法を挙げてみましたが、どうやっても端末の電源が入らない場合は、Androidスマホが故障している可能性があります。
Androidスマホが故障している場合は、個人の力ではどうしようもありません。
Androidスマホを購入した販売店、契約した携帯電話会社のサポートなどに相談してみましょう。
あるいは、これを機会にスマートフォンの買い替えを検討してみるのもいいでしょう。
スマートフォンを買い替える場合は、わざわざショップに行く必要はありません。
インターネットから手続きを行い、無駄な時間や労力を節約しましょう。
バッテリーを長持ちさせるには満充電を避けるべき
Androidスマホのバッテリーは、充放電を繰り返していくと自然に劣化してしまいます。
これをバッテリーの経年劣化といい、ユーザー側はどうしようもありません。
注意したいのが、満充電・・・いわゆる充電が100%になっているにもかかわらず、充電したままの状態で放置しておくことです。
満充電の弊害については、こちらの記事をどうぞ。
上記の記事で解説されているように、充電が100%になっているにもかかわらず、充電したまま放置しておくと、バッテリーを大きく劣化させる原因となってしまいます。
Androidスマホのバッテリーを長持ちさせるには、できるだけ満充電を避けるようにしてください。
そういう意味では、寝ている間はずっとAndroidスマホを充電しっぱなしであり・・・などの行為はやめておくべきです。
寝る前に充電を済ませておくなど、満充電を避ける充電方法を心掛けましょう。
まとめ
この記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、電源が入らない(つかない)場合の対処法を詳しく解説してみました。
Androidスマホの電源が入らない・・・となるとついつい焦ってしまいがちですが、充電を行う、強制再起動を行うなどの対処法を試してみれば、そのほとんどが解消されます。
この記事を参考にして、冷静に各対処法を試してみてください。
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参考
※この記事で解説した内容は、Androidのバージョンや機種によって異なる場合があるので注意してください。
※この記事で解説した内容は、更新した時点(2023年2月1日)のものになります。