【Androidスマホ】Chromeが更新できない場合の対処法




Androidスマホで数多くのユーザーに愛用されているChromeですが、新しいバージョンが公開されても、なぜかアプリを更新することができない場合があります。

Chromeを使っているユーザーにとっては、「なぜ、Chromeだけ最新のバージョンに更新できないのだろう?」、「古いバージョンのままだと、セキュリティや安定性は大丈夫だろうか?」と不安に感じてしまいますよね。

そこでこの記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、Chromeが更新できない場合の対処法をくわしく解説します。

まずは手動でChromeを更新してみよう

新しいバージョンが公開されても、なぜかChromeを更新することができない・・・という場合、まずは手動でChromeを更新してみましょう。

手動でChromeを更新するには、

手動でChromeを更新

「Google Play ストア」をタップします。

手動でChromeを更新2

「Google Play ストア」アプリが開くので、画面の右上にある「プロフィール」のアイコンをタップします。

手動でChromeを更新3

上記のような「メニュー」が表示されるので、「アプリとデバイスの管理」をタップします。

手動でChromeを更新5

「アプリとデバイスの管理」の画面が表示されるので、「利用可能なアップデートがあります」という項目を確認して、それをタップします。(あなたのAndroidスマホにインストールされているすべてのアプリが最新の状態であり、新しいバージョンのアップデートがない場合は、この「利用可能なアップデートがあります」という項目は表示されません)

手動でChromeを更新6

「保留中のダウンロード」の画面が表示されるので、「Chrome」の右側にある「更新」をタップしましょう。(この画面で「Chrome」が見当たらない場合は、「Chrome」は最新の状態であり、新しいバージョンのアップデートはありません)

これで、手動でChromeを更新することができます。

手動でChromeを更新7

なお、Chromeを更新するときに、他のアプリも一緒にアップデートしておきたいという場合は、画面の右上にある「すべて更新」をタップしましょう。

他のアプリも一緒にアップデートすることにより、すべてのアプリで最新の機能が使えるようになったり、セキュリティや安定性が向上するなどのメリットがあります。

特別な理由などがなければ、他のアプリも一緒にアップデートしておきましょう。

Chromeが更新できない場合の対処法

手動でChromeを更新しようとしてもできない場合は、以下の対処法を試してみてください。

「Google Play ストア」アプリのChromeのページから更新する

Androidスマホでは、「Google Play ストア」アプリのChromeのページから、最新のバージョンに更新することができます。

「Google Play ストア」アプリのChromeのページを表示して、最新のバージョンに更新してみましょう。

「Google Play ストア」アプリのChromeのページを表示するには、

Chromeのページから更新

「Google Play ストア」をタップします。

Chromeのページから更新3

「Google Playストア」アプリが開くので、「Chrome」と検索します。(検索結果に表示されるChromeの右側にある「更新」をタップしてしまってもOKです。特にくわしい更新内容などには興味がない場合は、ここで「更新」をタップしましょう)

Chromeのページから更新5

Chromeのページを表示できたら、「更新」をタップします。(くわしい更新内容などを知りたい場合は、「更新の内容」をタップして確認してみてください)

「更新」をタップすると、Chromeが自動的に最新のバージョンに更新されます。

Androidスマホを再起動する

Androidスマホ自体に不具合が生じていて、Chromeが更新できない場合もあります。

Androidスマホ自体の不具合については、システムの再起動によって解消される可能性があります。

Androidスマホを再起動してみましょう。

Androidスマホを再起動するには、端末の側面にある「電源ボタン」を長押しします。

Gmailが受信できない2

「電源ボタン」を長押しして、画面が変化したら「再起動」をタップします。(「電源ボタン」を長押しして変化する画面は、Androidスマホの機種やOSのバージョンによって異なりますが、とりあえず「再起動」をタップすればOKです)

「再起動」をタップすると、自動的に端末の電源が切れ、その後に再起動されます。

インターネットの接続状況を確認する

インターネットの接続状況に問題があると、当然ながらChromeを更新することはできません。

インターネットの接続状況に問題はないか確認しましょう。

インターネットの接続状況を確認するには、ブラウザアプリであるChromeからウェブサイトを見てみるのが一番です。

OSがアップデートできない8

きちんとウェブサイトを見ることができれば、問題ありません。

ただし、「ウェブサイトは見られるけど、表示されるまでに時間がかかる・・・」という場合は、インターネットの接続状況が悪い可能性があります。

そういった場合は、念のため、インターネットをつなぎ直してみましょう。

インターネットをつなぎ直すには、「機内モード」のオンオフを活用するやり方が簡単です。(「機内モード」のオンオフを活用することで、一度にWi-Fiとモバイルデータ通信をつなぎ直すことができます)

機内モードのオンオフを行うには、

インターネットの接続状況を確認

Androidスマホの「ホーム」画面を表示して、画面を上から下にに2回スワイプします。(画面を上から下に1回だけスワイプすると、「クイック設定パネル」の一部しか表示されず、Androidスマホの機種やOSのバージョンによっては、「機内モード」のアイコンが表示されない可能性があります)

インターネットの接続状況を確認2

画面を上から下に2回スワイプすると、「クイック設定パネル」が大きく表示されるので、「機内モード」のアイコンを確認してください。(「機内モード」のアイコンが見当たらない場合は、「クイック設定パネル」を右にフリックして、「機内モード」のアイコンを探してみてください)

「機内モード」のアイコンを2回タップすることで、機内モードのオンオフを行うことができます。(具体的には、「機内モード」のアイコンを1回タップすると「機内モード」がオンになり、さらにもう1回タップすると「機内モード」がオフになります)

機内モードのオンオフを行い、インターネットをつなぎ直してみたら、再度Chromeからウェブサイトがすばやく表示されるか確認してみてください。

Chromeアプリのキャッシュを削除する

Chromeアプリのキャッシュが蓄積され過ぎてしまい、Chromeアプリに不具合が生じている場合もあります。

Chromeアプリのキャッシュを削除しましょう。

Chromeアプリのキャッシュを削除するには、

Chromeアプリのキャッシュを削除

「設定」をタップします。(「設定」は、上記のような歯車の形のアイコンです。「ホーム」画面か「アプリの一覧」画面にあります)

Chromeアプリのキャッシュを削除2

「設定」画面が表示されるので、「アプリと通知」をタップします。

Chromeアプリのキャッシュを削除3

「アプリと通知」の画面が表示されるので、「〇〇個のアプリをすべて表示」をタップします。

Chromeアプリのキャッシュを削除5

「アプリ情報」の画面が表示されるので、「Chrome」をタップします。

Chromeアプリのキャッシュを削除6

「Chromeのアプリ情報」の画面が表示されるので、「ストレージとキャッシュ」をタップします。

Chromeアプリのキャッシュを削除7

「Chromeのストレージとキャッシュ」の画面が表示されるので、「キャッシュを削除」をタップします。

「キャッシュを削除」をタップすると、Chromeアプリのキャッシュが削除されます。

Chromeアプリのキャッシュを削除8

Chromeアプリのキャッシュを削除したら、上記の画面のように「キャッシュ」の項目が「0B」に変化しているのを確認してください。

もし、「キャッシュ」の項目が「0B」に変化していなかった場合は、きちんとキャッシュが削除されていません。

もう一度、「キャッシュを削除」をタップしてみてください。

なお、上記のやり方でアプリのキャッシュが削除できないという場合は、こちらの記事を参考にしてください。

また、アプリのキャッシュを削除する方法について、もっとくわしく知りたいという場合は、こちらの記事を参考にしてください。

デベロッパーに問い合わせる

ここまでの対処法を試してみてもChromeが更新できない場合は、アプリのデベロッパーに問い合わせましょう。

デベロッパーに問い合わせるには、

Chromeが更新できない8

Google Playストアのアプリページから、「デベロッパーの連絡先」をタップして、デベロッパーのメールアドレスやウェブサイトへ直接問い合わせてみましょう。

なお、問い合わせする際は、あなたが使っているAndroidスマホの機種やOSのバージョンなど、できるだけ細かい情報も含めて問い合わせしてみてください。

問い合わせに含まれる情報量が多ければ多いほど、デベロッパー側も更新できない状態を把握して、改善策を示しやすくなります。

どうやってもChromeが更新できない場合は?

ここまでChromeが更新できない場合の対処法を解説してきましたが、どうやってもダメな場合はAndroidスマホが故障している可能性があります。

Androidスマホが故障している場合は、個人の力ではどうしようもありません。

契約している携帯電話会社のサポートなどに相談してみましょう。

また、Androidスマホを長く使っている場合は、これを機会に新しいスマホに買い替えるのもいいでしょう。

「新しいスマホに買い替えたいけど、わざわざショップまで行って、長時間待たされるのは面倒だな・・・」と感じる人は、オンラインから手続きする方法がおすすめです。

オンラインから手続きすると、

  • わざわざショップまで行く必要がない。
  • 待ち時間なしで、24時間いつでも手続きが可能。
  • 新しいスマホを無料で自宅まで届けてくれる。
  • オンライン限定のお得なキャンペーンを利用できる。

などのメリットがあります。

時間やお金を節約したい人には、うってつけですね。

オンラインから手続きする場合は、こちらからどうぞ。

まとめ

この記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、Chromeが更新できない場合の対処法をくわしく解説してみました。

この記事の内容をまとめてみると、

  • まずは手動でChromeを更新してみる。
  • 「Google Play ストア」アプリのChromeのページから更新する。
  • Androidスマホを再起動する。
  • インターネットの接続状況を確認する。
  • Chromeアプリのキャッシュを削除する。
  • デベロッパーに問い合わせる
  • どうやってもダメな場合は、携帯電話会社のサポートなどに相談するか、新しいスマホに買い替える。

となります。

ぜひこの記事を参考にして、Chromeを最新のバージョンに更新してみてください。

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参考

 

※この記事で解説した内容は、Androidのバージョンや機種によって異なる場合があるので注意してください。

※この記事で解説した内容は、更新した時点(2023年2月9日)のものになります。

 

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筑波 遼(つくば りょう)
当ブログ(かんたんブログ)の運営者でAndroidスマホの愛好家。Androidスマホの使い方に困っている人のため、何とか役に立ちたいと記事を書いています。著書『Twitterの次のSNS 「Mastodon」入門』が工学社から発売中。