Androidスマホで多くのユーザーに愛用されているChromeですが、新しいバージョンが公開されても、なぜかアプリを更新することができない場合があります。
Chromeを使っているユーザーにとっては、「なぜ、Chromeだけ最新のバージョンに更新できないのだろう?」、「古いバージョンのままだとセキュリティ面で大丈夫だろうか?」と不安に感じてしまいますよね。
そこでこの記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、Chromeが更新できない場合の対処法をくわしく解説します。
もくじ
まずは手動でChromeを更新してみよう
新しいバージョンが公開されても、なぜかChromeを更新することができない場合、まずは手動でChromeを更新してみましょう。
手動でChromeを更新するには、

「Google Play」をタップします。

「Google Play」が開くので、画面左上にある「メニュー」アイコンをタップします。

「Google Playのメニュー」が表示されるので、「マイアプリ&ゲーム」をタップします。

「マイアプリ&ゲーム」の画面が表示されるので、「Chrome」の右側にある「更新」をタップしましょう。
これで、手動でChromeを更新することができます。
Chromeが更新できない場合の対処法
手動でChromeを更新しようとしてもできない場合は、以下の対処法を試してみてください。
Google PlayストアのChromeのページから更新する
Androidスマホでは、Google Playストアのアプリページから、最新のバージョンに更新することができます。
Chromeのページを表示して、最新のバージョンに更新してみましょう。

Chromeのページを表示したら、「更新」をタップします。
「更新」をタップすると、Chromeが自動的に最新のバージョンに更新されます。
Androidスマホを再起動する
Androidスマホに不具合が生じていて、Chromeが更新できない場合もあります。
ちょっとした不具合程度なら、システムの再起動で解消される可能性があるので、Androidスマホを再起動してみましょう。
Androidスマホを再起動するには、端末の側面にある「電源ボタン」を長押しします。

「電源ボタン」を長押しして、画面が変化したら「再起動」をタップします。(「電源ボタン」を長押しして変化する画面は、機種やOSのバージョンによって異なりますが、とりあえず「再起動」をタップすればOKです)
「再起動」をタップすると、自動的に端末の電源が切れ、その後に再起動されます。
インターネットの接続状況を確認する
インターネットの接続状況に問題があると、当然ながらChromeを更新することはできません。
インターネットの接続状況に問題はないか確認しましょう。
インターネットの接続状況を確認するには、ブラウザアプリであるChromeからウェブサイトを見てみるのが一番です。

きちんとウェブサイトを見ることができれば、問題ありません。
ただし、「ウェブサイトは見られるけど、表示されるまでに時間がかかる・・・」という場合は、インターネットの接続状況が悪い可能性があります。
そういった場合は、念のため、インターネットをつなぎ直してみましょう。
インターネットをつなぎ直すには、「機内モード」のオンオフを活用するやり方が簡単です。(「機内モード」のオンオフを活用することで、一度にWi-Fiとモバイルデータ通信をつなぎ直すことができます)
機内モードのオンオフを行うには、

Androidスマホの「ホーム」画面を表示して、画面を上から下にに2回スワイプします。

画面を上から下に2回スワイプすると、「クイック設定パネル」が表示されるので、「機内モード」のアイコンを確認してください。
「機内モード」のアイコンを2回タップすることで、機内モードのオンオフを行うことができます。
機内モードのオンオフを行い、インターネットをつなぎ直してみたら、再度Chromeからウェブサイトがすばやく表示されるか確認してみてください。
Chromeアプリのキャッシュを削除する
Chromeアプリのキャッシュが蓄積され過ぎてしまい、Chromeアプリに不具合が生じている場合もあります。
Chromeアプリのキャッシュを削除しましょう。
Chromeアプリのキャッシュを削除するには、

「設定」をタップします。

「設定」画面が表示されるので、「アプリと通知」をタップします。

「アプリと通知」の画面が表示されるので、「〇〇個のアプリをすべて表示」をタップします。

「アプリ情報」の画面が表示されるので、「Chrome」をタップします。

「Chromeのアプリ情報」の画面が表示されるので、「ストレージとキャッシュ」をタップします。

「Chromeのストレージ」の画面が表示されるので、「キャッシュを削除」をタップします。

「キャッシュを削除」をタップすると、Chromeアプリのキャッシュが削除されます。
上記の画面のように、「キャッシュ」の項目が「0B」に変化しているのを確認してください。
もし、「キャッシュ」の項目が「0B」に変化していなかった場合は、きちんとキャッシュが削除されていません。
もう一度、「キャッシュを削除」をタップしてみてください。
アプリのキャッシュを削除する方法について、もっとくわしく知りたいという場合は、こちらの記事を参考にしてください。
デベロッパーに問い合わせる
ここまでの対処法を試してみてもChromeを更新できない場合は、デベロッパーに問い合わせましょう。
デベロッパーに問い合わせるには、

Google Playストアのアプリページから、「デベロッパーの連絡先」をタップして、デベロッパーのメールアドレスやウェブサイトへ直接問い合わせてみましょう。
なお、問い合わせする際は、あなたが使っているAndroidスマホの機種やOSのバージョンなど、できるだけ細かい情報も含めて問い合わせしてみてください。
問い合わせに含まれる情報量が多ければ多いほど、デベロッパー側も更新できない状態を把握して、改善策を示しやすくなります。
どうやってもChromeが更新できない場合は?
ここまでChromeが更新できない場合の対処法を解説してきましたが、どうやってもダメな場合はAndroidスマホが故障している可能性があります。
Androidスマホが故障している場合は、個人の力ではどうしようもありません。
契約している携帯電話会社のサポートなどに相談してみましょう。
また、Androidスマホを長く使っている場合は、これを機会に新しいスマホに買い替えるのもいいでしょう。
「新しいスマホに買い替えたいけど、わざわざショップまで行って、長時間待たされるのは面倒だな・・・」と感じる人は、オンラインから手続きする方法がおすすめです。
オンラインから手続きすると、
- わざわざショップまで行く必要がない。
- 待ち時間なしで、24時間いつでも手続きが可能。
- 新しいスマホを無料で自宅まで届けてくれる。
- オンライン限定のお得なキャンペーンを利用できる。
などのメリットがあります。
時間やお金を節約したい人には、うってつけですね。
オンラインから手続きする場合は、こちらからどうぞ。
まとめ
この記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、Chromeが更新できない場合の対処法をくわしく解説してみました。
この記事の内容をまとめてみると、
- まずは手動でChromeを更新してみる。
- Google PlayストアのChromeのページから更新する。
- Androidスマホを再起動する。
- インターネットの接続状況を確認する。
- Chromeアプリのキャッシュを削除する。
- デベロッパーに問い合わせる
- どうやってもダメな場合は、携帯電話会社のサポートなどに相談するか、新しいスマホに買い替える。
となります。
ぜひこの記事を参考にして、Chromeを最新のバージョンに更新してみてください。
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参考
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