Androidスマホでは、液晶画面にバッテリーの残量を表示することができるようになっています。
バッテリーにどのくらいの残量があるのかがすぐにわかるため、なかなか便利な機能です。
しかしながら、何らかの理由でこのバッテリー残量の表示がおかしい、きちんと表示されないなどの問題で困っている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、バッテリー残量の表示がおかしい場合の対処法についてくわしく解説します。
もくじ
バッテリー残量の表示がおかしい場合に注意しておくこと
Androidスマホのバッテリー残量の表示がおかしい場合については、
- 十分なバッテリー残量があったにもかかわらず、気が付くと端末の電源が切れていた。
- 充電したばかりでバッテリー残量が100%近くあったはずなのに、気が付くとバッテリーの残量が大幅に下がっていた。
- 一定のバッテリー残量に下がると、警告が表示されてしまう。
などのように、さまざまなパターンあります。
注意したいのが、ある程度のバッテリー残量があるにもかかわらず、気が付くと端末の電源が切れているパターンです。
バッテリーの残量がかなり急激に下がってしまっていることがうかがえます。
この場合はバッテリーがかなり劣化している可能性が高く、対処法うんぬんの前に新しいスマホに買い替えることを検討してみてください。(新しいスマホの買い替えについては、「バッテリー残量の表示がおかしい場合の対処法」のところを飛ばして、「どうやってもバッテリー残量の表示が直らない場合は?」のところを読んでみてください)
バッテリー残量の表示がおかしい場合の対処法
まずはAndroidスマホを再起動する
Androidスマホ自体に不具合が生じていて、バッテリー残量の表示がおかしくなっている可能性があります。
ちょっとした不具合程度なら、システムの再起動で解消される可能性があるので、まずはAndroidスマホを再起動してみましょう。
Androidスマホを再起動するには、端末の側面にある「電源ボタン」を長押しします。

「電源ボタン」を長押しして、画面が変化したら「再起動」をタップします。(「電源ボタン」を長押しして変化する画面は、Androidスマホの機種やOSのバージョンによって異なりますが、とりあえず「再起動」というところをタップすればOKです)
「再起動」をタップすると、自動的に端末の電源が切れ、その後に再起動されます。
AndroidのOSを最新のバージョンにアップデートする
AndroidのOSを最新のバージョンにアップデートすることで、バッテリー残量の表示がおかしい不具合を修正できる可能性があります。
AndroidのOSを最新のバージョンにアップデートしておきましょう。
AndroidのOSを最新のバージョンにアップデートするには、

「設定」をタップします。(「設定」は、上記のような歯車の形をしたアイコンです。「ホーム」画面か「アプリの一覧」画面にあります)

「設定」画面が表示されるので、「システム」をタップします。

「システム」の画面が表示されるので、「詳細設定」をタップします。

新しい項目が表示されるので、「システムアップデート」をタップします。

「システムアップデート」の画面が表示されます。
この画面の右下にある「アップデートをチェック」をタップすると、AndroidのOSに新しいバージョンのアップデートがあるのかを確認することができます。
AndroidのOSに新しいバージョンがあれば、ここからアップデートしましょう。
なお、上記のやり方でAndroidスマホのOSをバージョンアップできない場合は、こちらの記事を参考にしてください。
また、AndroidスマホのOSを最新バージョンへアップデートさせる方法について、もっとくわしく知りたいという場合は、こちらの記事を参考にしてください。
充電器やケーブルがきちんと機能しているのかも確認しよう
念のため、Androidスマホの充電に使っている充電器やケーブルがきちんと機能しているのかについても確認しておきましょう。
充電器やケーブルがきちんと機能しているのか確認するには、
- Androidスマホ、充電器、ケーブルにちりやほこりが付いていないか確認する。
- Androidスマホのケースやアクセサリが邪魔になっていないか確認して、Androidスマホ、充電器、ケーブルをきちんと接続して充電を行います。
- 一定の時間充電を行い、きちんとバッテリー残量が増えているのか確認します。
バッテリー残量が増えていなかったり、増えるスピードがかなり遅いという場合は、充電器やケーブルがきちんと機能していない可能性があります。
そういった場合は、充電器やケーブルの買い替えを検討してみてください。
どうやってもバッテリー残量の表示が直らない場合は?
ここまでの対処法を試してみてもダメな場合は、バッテリーの劣化がかなり進んでいると考えられます。
契約している携帯電話会社や製造したメーカーなどに修理に出すのも一つの手ですが、手間やコストを考えると、新しいスマホに買い替えることをおすすめします。
ちなみに、「新しいスマホに買い替えたいけど、わざわざショップまで行って、長時間待たされるのは面倒だな・・・」と感じる人は、オンラインから手続きする方法がおすすめです。
オンラインから手続きすると、
- わざわざショップまで行く必要がない。
- 待ち時間なしで、24時間いつでも手続きが可能。
- 新しいスマホを無料で自宅まで届けてくれる。
- オンライン限定のお得なキャンペーンを利用できる。
などのメリットがあります。
時間やお金を節約したい人には、うってつけですね。
オンラインから手続きする場合は、こちらからどうぞ。
まとめ
この記事では、Androidスマホを利用しているユーザー向けに、バッテリー残量の表示がおかしい場合の対処法についてくわしく解説してみました。
この記事の内容をまとめてみると、
- ある程度のバッテリー残量があるにもかかわらず、気が付くと端末の電源が切れているパターンには注意する。
- まずはAndroidスマホを再起動する。
- AndroidのOSを最新のバージョンにアップデートする。
- 念のため、充電器とケーブルがきちんと機能しているのかも確認する。
- どうやってもダメな場合は、契約している携帯電話会社のサポートや製造したメーカーなどに修理に出すか、新しいスマホに買い替える。
となります。
ぜひこの記事を参考にして、バッテリー残量の表示がおかしい不具合を修正してみてください。
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参考
- Android ヘルプ Android のバージョンを確認して更新する
- Android ヘルプ 充電できない、または電源が入らない Android デバイスを修正する
- Android ヘルプ Android デバイスの電池を長持ちさせる
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