【Chrome】「about:blank」と真っ白なページが表示された場合の対処法




ブラウザアプリの「Chrome」からネットを見ていると、URLが「about:blank」となり、真っ白なページが表示されることがあります。

いきなり真っ白なページが表示されるわけですから、「これは何らかの不具合なんだろうか?」、「もしかしてウィルスに感染してしまったのだろうか?」と不安になってしまいますね。

そこでこの記事では、「Chrome」からネットを見ているときに、「about:blank」と真っ白なページが表示された場合の対処法をくわしく解説します。

そもそも「about:blank」とはどういう意味なのか?

空白の表示2

そもそも「about:blank」とは、どういう意味なのでしょうか?

「about:blank」とは、かんたんにいうと、コンテンツが存在しない空白のウェブページを意味しています。

文字通り、コンテンツが存在しない空白のウェブページであるため、真っ白なページが表示されるわけです。

なぜこのような表示が出るのか?

他のブラウザアプリでも同じですが、「Chrome」ではコンテンツが存在しない空白のウェブページを「about:blank」と表示するようになっています。

コンテンツが存在しない空白のウェブページは、すべてこの「about:blank」と表示される仕組みなわけです。

つまり「about:blank」と表示された場合は、あなたが見ようとしたウェブページが、何らかの理由でコンテンツが存在しない空白のものであることを示しています。

「about:blank」は端末の不具合でもウィルス感染でもない

「about:blank」は、コンテンツが存在しない空白のウェブページを表示しているだけなので、端末の不具合やウィルス感染などの心配はありません。

いきなり真っ白なページが表示されるため、「スマホが故障してしまったんじゃないか?」、「もしかしてウィルスに感染したんじゃないか?」などと不安に感じるかもしれませんが大丈夫です。

端末の不具合やウィルス感染などとは、まったく関係がありませんので安心してください。

ポップアップ広告の注意点

注意点として、「Chrome」ではポップアップをブロックしていると、ポップアップ広告などが表示されるウェブページを「about:blank」と表示してしまいます。

あなたが見ようとしたウェブページがポップアップ広告を表示するものであった場合、「about:blank」と表示されてしまうわけです。

ポップアップ広告が表示されるのを承知で、そのウェブページを見たい場合は、「Chrome」でポップアップを許可する必要があります。(「Chrome」でポップアップを許可する方法については、以下の「about:blank」と表示された場合の対処法のところで解説しています)

「about:blank」と表示された場合の対処法

まずは他のウェブサイトを見てみよう

あなたが見ようとしているウェブページが、コンテンツが存在しない空白のページである場合に「about:blank」と表示されます。

そのため、まずは他のウェブサイトを見てみましょう。

ウェブサイト

他のウェブサイトを見てみると、きちんとそのウェブサイトが表示されるはずです。

トップページの設定を確認する

「Chrome」アプリを開いて、いきなり「about:blank」と表示される場合は、トップページにコンテンツの存在しない空白のページが設定されている可能性があります。

「Chrome」のトップページの設定を確認してみましょう。

「Chrome」のトップページの設定を確認するには、

トップページの設定

画面の右上にある「その他アイコン」をタップします。(「その他アイコン」は、上記のような縦に3つの点が並んでいる形のアイコンです)

トップページの設定2

「Chromeのメニュー」が表示されるので、「設定」をタップします。

トップページの設定3

「Chromeの設定」画面が表示されるので、「トップページ」をタップします。

トップページの設定5

「トップページ」の画面が表示されます。

この画面で、トップページの設定を確認してみましょう。

できれば信頼でき、なおかつ頻繁に使うウェブページをトップページに設定し直しておきましょう。

ちなみにトップページには、検索エンジンである「Google」や「Yahoo! JAPAN」などを設定しておくと便利ですよ。

調べものをしたい場合に、トップページに戻ってすぐに検索することができるようになります。

Chrome でポップアップを許可する

ポップアップ広告が表示されるのを承知で、そのウェブページを見たい場合は、「Chrome」でポップアップを許可しましょう。

「Chrome」でポップアップを許可するには、

ポップアップ

画面の右上にある「その他アイコン」をタップします。

ポップアップ2

「Chromeのメニュー」が表示されるので、「設定」をタップします。

ポップアップ3

「Chromeの設定」画面が表示されるので、「サイトの設定」をタップします。

ポップアップ5

「サイトの設定」画面が表示されるので、「ポップアップとリダイレクト」をタップします。(「ポップアップとリダイレクト」の下のところが、上記のように「ブロック中」ではなく、「許可」となっていた場合は、ポップアップを許可されている状態です。そのまま何もする必要はありません)

ポップアップ6

「ポップアップとリダイレクト」の画面が表示されます。

この画面で、「ポップアップとリダイレクト」の右側にある「スイッチ」をタップします。

ポップアップ7

これで「ポップアップとリダイレクト」がオンになり、ポップアップが許可された状態になります。(「スイッチ」が上記のように右側に寄った状態になっていれば、ポップアップが許可された状態になっています)

念のため、迷惑系のアプリを間違ってインストールしていないか確認する

アプリの中には、インストールしておくだけで勝手にポップアップ広告を表示させる迷惑系のアプリが存在します。

ブラウザアプリからネットを見ているときに、勝手にポップアップ広告が表示させられるため、「about:blank」と表示される可能性があります。

念のため、迷惑系のアプリを間違ってインストールしていないかも確認しておきましょう。

間違って迷惑系のアプリをインストールしていないかを確認するには、

空白の表示16

ちょっと手間がかかりますが、「アプリの一覧」画面から、迷惑系のアプリがないか確認しましょう。

よくわからない怪しいアプリがあったら、すぐにアンインストールしておきましょう。

Androidスマホでアプリをアンインストールする方法がわからない場合は、こちらの記事を参考にしてください。

あらかじめセキュリティーアプリをインストールしておくと安心

迷惑系のアプリを間違ってインストールしてまわないようにするには、あらかじめセキュリティーアプリをインストールしておくのが一番手っ取り早いです。

あなたにとっては役に立つアプリをインストールしたつもりでも、じつは迷惑系のアプリかもしれません。

あらかじめセキュリティーアプリをインストールしておけば、そういった迷惑系のアプリをインストールするときに警告してくれたり、ブロックしてくれるので安心です。

セキュリティアプリについては、ノートンの360 デラックスがおすすめです。

ノートンの360デラックスをおすすめする理由としては、

  • 販売元のシマンテック社は、セキュリティーアプリの分野で世界シェアNo.1を誇る、信頼できる企業であること。
  • アプリの使い方でわからない点があれば、チャットサポートで24時間対応してもらえること。
  • オンラインコードで購入できるため、オンライン上で購入し、すぐに利用することができること。

などがあります。

なお、購入するさいは、すでに購入したユーザーのレビューを確認しましょう。

すでに購入したユーザーのレビューを確認することで、自分が使っているスマホに合うのか、アプリの軽さなど使い勝手はどうなのかといった点をクリアにすることができますよ。

まとめ

この記事では、「Chrome」からネットを見ているときに、「about:blank」と真っ白なページが表示された場合の対処法をくわしく解説してみました。

この記事の内容をまとめてみると、

  • 「Chrome」で表示される「about:blank」とは、コンテンツが存在しない空白のウェブページを意味している。
  • 「Chrome」ではコンテンツが存在しない空白のウェブページを「about:blank」と表示するようになっている。
  • 「about:blank」は、コンテンツが存在しない空白のウェブページを表示しているだけなので、端末の不具合やウィルス感染などの心配はない。
  • 「Chrome」ではポップアップをブロックしていると、ポップアップ広告などが表示されるウェブページを「about:blank」と表示してしまうので注意。
  • 「about:blank」と表示されたら、まずは他のウェブサイトを確認する。
  • 「Chrome」アプリを開いて、いきなり「about:blank」と表示される場合は、トップページの設定を確認する。
  • ポップアップ広告が表示されるのを承知で、そのウェブページを見たい場合は、「Chrome」でポップアップを許可する。
  • 念のため、迷惑系のアプリを間違ってインストールしていないかも確認しておく。
  • 迷惑系のアプリを間違ってインストールしてまわないようにするには、あらかじめセキュリティーアプリをインストールしておくのが一番手っ取り早い。

となります。

ぜひこの記事を参考にして、「Chrome」から「about:blank」と真っ白なページが表示された場合にうまく対応してみてください。

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参考

 

※この記事で解説した内容は、Androidのバージョンや機種によって異なる場合があるので注意してください。

※この記事で解説した内容は、更新した時点(2023年2月7日)のものになります。

 

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筑波 遼(つくば りょう)
当ブログ(かんたんブログ)の運営者でAndroidスマホの愛好家。Androidスマホの使い方に困っている人のため、何とか役に立ちたいと記事を書いています。著書『Twitterの次のSNS 「Mastodon」入門』が工学社から発売中。