怪しいアプリをインストールしてしまった場合の対処法【Androidスマホ】




Androidスマホからネットを見ていると、「ウイルスのファイルが見つかりました!」「ジャンクファイルをクリーンアップしてください!」などといった、偽の警告画面が表示されることがあります。

上記のような偽の警告画面は、クリーナーアプリなどと称した、怪しいアプリをインストールするように誘導してきます。

偽の警告画面にびっくりしてしまい、怪しいアプリをインストールしてしまった方もいるでしょう。

怪しいアプリをインストールしてしまうと、「このアプリ、大丈夫なのかな?」と不安になりますよね。

そこで本記事では、怪しいアプリをインストールしてしまった場合の対処法をわかりやすく解説します。

 

結論 怪しいアプリはすぐに削除してください

結論から言うと、怪しいアプリはすぐに削除してください

怪しいアプリをインストールしてしまうと、

  • しつこく通知を出してくる。
  • 何度も広告を表示させる。
  • たびたび有料の課金へ誘導してくる。

 

上記のような悪質な行為を繰り返します。

何の役に立つのかよくわからないアプリをインストールしておく必要はありません。

ユーザーの迷惑をかえりみず、通知、広告、課金への誘導を繰り返すアプリなどはなおさらです。

 

怪しいアプリを削除するには、以下の①~③の方法で削除することができます。

自分がやりやすい方法で、怪しいアプリを削除してみてください。

 

①ホーム画面から削除する方法

まずは、Androidスマホのホーム画面を見てください。

ホーム画面に怪しいアプリのアイコンはありますか?

ホーム画面に怪しいアプリのアイコンがあった場合は、それを指で長押しします。

怪しいアプリ2

 

以下のように、画面の上部に「削除」「アンインストール」と表示されたら、アプリのアイコンを「アンインストール」のところまでドラッグします。

怪しいアプリ3

 

これで怪しいアプリが削除されます。

怪しいアプリ5

 

ホーム画面に怪しいアプリのアイコンが見当たらない場合は、以下の「②設定から削除する方法」を読んでみてください。

 

※アプリのアイコンを指で長押しすると、画面の上部に「削除」と「アンインストール」という表示が出てきますが、必ず「アンインストール」の方にドラッグしてください。「削除」の方にドラッグしてしまうと、怪しいアプリのアイコンがホーム画面から削除されるだけであり、アプリ自体はAndroidスマホから削除されません。間違って「削除」の方へドラッグしてしまった場合は、以下の「②設定から削除する方法」を行ってみてください。

 

②設定から削除する方法

怪しいアプリの中には、ユーザーが削除しにくくするため、ホーム画面にアプリのアイコンを表示させないようにしているものがあります。

上記のような怪しいアプリは、設定アプリから削除することができます。

設定アプリから削除するには、「設定」をタップします。

怪しいアプリ6

 

「設定」アプリが開くので、「アプリ」をタップします。

怪しいアプリ7

 

「アプリ」の画面が表示されるので、「○○個のアプリをすべて表示」をタップします。

怪しいアプリ8

 

「すべてのアプリ」の画面が表示されるので、この中から怪しいアプリを探します。

怪しいアプリを見つけたら、それをタップします。

怪しいアプリ9

 

怪しいアプリの「アプリ情報」の画面が表示されるので、「アンインストール」をタップします。

怪しいアプリ10

 

これで怪しいアプリが削除されます。

「すべてのアプリ」の画面に怪しいアプリのアイコンが見当たらない場合は、以下の「③GooglePlayストアから削除する方法」を読んでみてください。

 

③GooglePlayストアから削除する方法

ホーム画面や設定から怪しいアプリを見つけられない場合は、GooglePlayストアから削除することができます。

GooglePlayストアから削除するには、「GooglePlayストア」をタップします。

怪しいアプリ11

 

「GooglePlayストア」アプリが開くので、画面の右上にある「プロフィール」のアイコンをタップします。

怪しいアプリ12

 

以下のような「メニュー」が表示されるので、「アプリとデバイスの管理」をタップします。

怪しいアプリ14

 

「アプリとデバイスの管理」の画面が表示されるので、「管理」タブをタップします。

怪しいアプリ15

 

「管理」タブが表示されるので、この中から怪しいアプリを探します。

怪しいアプリ16

 

怪しいアプリを見つけたら、それをタップします。

怪しいアプリ17

 

「アンインストール」をタップします。

怪しいアプリ18

 

これで怪しいアプリが削除されます。

「管理」タブから怪しいアプリのアイコンが見つからない場合は、以下の「アプリを削除できない場合はどうすればいい?」を読んでみてください。

 

アプリを削除できない場合はどうすればいい?

怪しいアプリを削除する①~③の方法を試してみてもうまくいかない場合は、あなたが契約している携帯電話会社のサポートに相談しましょう。

自分が契約している携帯電話会社がどこなのかがわからない場合は、Androidスマホから確認することができます。

契約している携帯電話会社がどこなのか確認するには、「設定」をタップします。

怪しいアプリ19

 

「設定」アプリが開くので、「デバイス情報」をタップします。

怪しいアプリ20

 

「デバイス情報」の画面が表示されるので、「SIMのステータス」のところを確認します。

「SIMのステータス」のところを確認すると、あなたが契約している携帯電話会社がどこなのか分かります。

怪しいアプリ21

 

契約している携帯電話会社がどこなのかわかったあとは、携帯電話会社の名前で検索を行います。

検索結果から公式ウェブサイトが表示されるので、そこから携帯電話会社のサポートに相談してみてください。

 

必要なアプリを間違って削除してしまったら?

怪しいアプリを削除するつもりだったが、必要なアプリを間違って削除してしまったということもありえますよね。

念のため、必要なアプリを間違って削除してしまった場合の対処法も確認しておきましょう。

Androidスマホでは、削除したアプリをかんたんに再インストールできるようになっています。

 

削除したアプリを再インストールするには、「GooglePlayストア」をタップします。

怪しいアプリ22

 

「GooglePlayストア」アプリが開くので、画面の右上にある「プロフィール」のアイコンをタップします。

怪しいアプリ23

 

以下のような「メニュー」が表示されるので、「アプリとデバイスの管理」をタップします。

怪しいアプリ24

 

「アプリとデバイスの管理」の画面が表示されるので、「管理」タブをタップします。

怪しいアプリ25

 

「管理」タブが表示されるので、「インストール済み」をタップします。

怪しいアプリ26

 

以下のような「メニュー」が表示されるので、「未インストール」をタップします。

怪しいアプリ27

 

削除したアプリの一覧が表示されるので、間違って削除したアプリを探します。

怪しいアプリ28

 

間違って削除したアプリを見つけたら、それをタップします。

怪しいアプリ29

 

「インストール」をタップします。

怪しいアプリ30

 

これで間違って削除したアプリが再インストールされます。

再インストールが完了したら、「開く」をタップして、アプリがきちんと動作するか確認してみてください。

 

よくある質問

悪質なアプリが入っていないか確認するには?

悪質なアプリが入っていないか確認するには、Google Play プロテクトでスキャンを行いましょう。

Google Play プロテクトでスキャンを行うには、「GooglePlayストア」をタップします。

怪しいアプリ31

 

「GooglePlayストア」アプリが開くので、画面の右上にある「プロフィール」のアイコンをタップします。

怪しいアプリ32

 

以下のような「メニュー」が表示されるので、「Play プロテクト」をタップします。

怪しいアプリ33

 

「Play プロテクト」の画面が表示されるので、「スキャン」をタップします。

怪しいアプリ34

 

これでGoogle Play プロテクトでスキャンが行われ、悪質なアプリが入っていないか確認することができます。

悪質なアプリが入っていた場合は、すぐに削除してください。

悪質なアプリを削除する方法については、「結論 怪しいアプリはすぐに削除してください」のところで3つの方法が解説されているので、ぜひ参考にしてください。

 

変なアプリが勝手にインストールされるのはなぜ?

Androidスマホからネットを見ていると、「ウイルスが見つかりました!」「メモリがいっぱいです!」などといった、偽の警告画面が表示されることがあります。

上記のような偽の警告画面の一部には、「インストール」や「ダウンロード」などといった、紛らわしいボタンがついており、ユーザーの気がつかないうちに誤ってタップしてしまうことがあります。

気がつかないうちに誤ってタップしてしまい、変なアプリが勝手にインストールされてしまうわけです。

 

上記のような事例については、ユーザー側にほとんど責任はないといえます。

「インストール」や「ダウンロード」などといった、ユーザー側にとってわかりずらい、紛らわしいボタンが偽の警告画面についていること自体が問題です。

偽の警告画面が表示されたら、できるだけ広告部分をタップしないように気をつけ、ブラウザをタブごと閉じるようにしてください。

 

不審なクリーナーアプリって偽物?

偽の警告画面が表示されると、

  • ストレージの空き容量が少なくなっている。
  • メモリが圧迫されている。

 

上記の2点が強調され、よくわからない不審なクリーナーアプリと称するものをダウンロードするように勧められます。

まともなアプリのデベロッパーであれば、偽の警告画面を表示させてインストールさせるといった行為をすることありません。

偽物なので、絶対にダウンロードしないようにしてください。

 

Androidスマホでは、

  • Googleフォトでバックアップを取り、端末内の写真や動画を削除する。
  • 見終わった映画やもう聴かない音楽などのメディアを削除する。
  • 不要になったアプリをアンインストールする。
  • 不要になったファイルを削除する。

 

上記のような対策を行うことによって、ストレージの空き容量を確保したり、メモリを快適に利用することができるようになります。

わざわざよくわからない、クリーナー系のアプリをインストールする必要はありません。

 

まとめ

以上、怪しいアプリをインストールしてしまった場合の対処法についてくわしく解説してみました。

偽の警告画面が表示されて、ついつい怪しいアプリをインストールしてしまうと不安ですよね。

この記事をじっくり読み、怪しいアプリをすぐに削除してみてください。

 

当ブログでは、Androidスマホの使い方に困っている人たちのために、他にも数多くの記事を投稿しています。

よかったら参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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参考

 

※本記事で解説した内容は、Androidのバージョンや機種によって異なる場合があるので注意してください。

※本記事で解説した内容は、更新した時点(2024年10月23日)のものになります。

 

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筑波 遼(つくば りょう)
当ブログ(かんたんブログ)の運営者でAndroidスマホの愛好家。Androidスマホの使い方に困っている人のため、何とか役に立ちたいと記事を書いています。著書『Twitterの次のSNS 「Mastodon」入門』が工学社から発売中。