この記事では、Androidスマホを使っているユーザー向けに、キーボードが小さくなってしまった場合の対処法についてくわしく解説します。
まずはキーボードのどの部分が小さくなってしまったのかを確認しよう
Androidスマホで表示されるキーボードが小さくなってしまう理由として、
- 「片手モード」に設定されてしまい、キーボードの横幅がせまくなってしまう。
- 「キーボードの高さ」が低く設定されてしまい、キーボードの高さが低くなってしまう。
- 「フローティング」がオンになってしまい、キーボードが全体的に小さくなってしまう。
以上の3つが考えられます。
キーボードの横幅、高さ、全体的な大きさなど、どの部分が小さくなってしまったのかをきちんと確認してから、「小さくなってしまったキーボードの直し方」のところを読んでみてください。
どの部分が小さくなってしまったのかよくわからない、もしくは判断できないという場合は、「小さくなってしまったキーボードの直し方」を上から順番に確認しましょう。
小さくなってしまったキーボードの直し方
キーボードの横幅がせまくなってしまった場合
キーボードの横幅がせまくなってしまった場合は、「片手モード」になっていないか確認しましょう。
「片手モード」になっていないか確認するには、

Androidの画面にキーボードを表示した状態で、「設定」のアイコンをタップします。
「設定」のアイコンは、上記の赤枠で囲まれた歯車の形のアイコンです。
ちょっと小さいアイコンなので、間違えないように注意しましょう。

「キーボードの設定」画面が表示されるので、「設定」をタップします。

「設定」の画面が表示されるので、「片手モード」をタップします。

「片手モード」という「メニュー」が表示されます。
この「メニュー」で、「左手モード」か「右手モード」に「レ点」がついていた場合は、「オフ」をタップします。
「左手モード」は、キーボードが左側によった形で横幅がせまくなっており、「右手モード」はキーボードが右によった形で横幅がせまくなっています。

「オフ」をタップすると、「片手モード」の項目が「オフ」に切り替わります。
「片手モード」の項目が「オフ」に切り替わっていない場合は、もう一度「片手モード」をタップして、「メニュー」から「オフ」をタップし直してください。

「片手モード」が「オフ」になったのを確認したら、もとの画面にもどり、キーボードの横幅がもとの大きさにもどっているか確認してみてください。
キーボードの高さが低くなってしまった場合
キーボードの高さが低くなってしまった場合は、「キーボードの高さ」の設定を確認してみましょう。
「キーボードの高さ」の設定を確認するには、

Androidスマホの画面にキーボードを表示した状態で、「設定」のアイコンをタップします。

「キーボードの設定」画面が表示されるので、「設定」をタップします。

「設定」の画面が表示されるので、「キーボードの高さ」をタップします。

「キーボードの高さ」という「メニュー」が表示されます。この「メニュー」で、「やや低い」、「低い」、「最低」などに「レ点」がついていた場合は、「標準」をタップします。
この「メニュー」で表示される選択肢はそのまま、表示されるキーボードの高さになります。
「やや高い」、「高い」、「最高」をタップすると、キーボードはより高く表示されるので注意しましょう。

「標準」をタップすると、「キーボードの高さ」の項目が「標準」に切り替わります。
「キーボードの高さ」の項目が「標準」に切り替わっていない場合は、もう一度「キーボードの高さ」をタップして、「メニュー」から「標準」をタップし直してください。

「キーボードの高さ」が「標準」になったのを確認したら、もとの画面にもどり、キーボードの高さがもとの状態にもどっているか確認してみてください。
キーボードが全体的に小さくなってしまった場合
キーボードが全体的に小さくなってしまった場合は、「フローティング」がオンになっていないか確認しましょう。
「フローティング」とは、英語でいう「floating」のことで、日本語に直訳すると「浮かんでいる」、「流動している」といった意味になります。
具体的には、キーボードが全体的に小さくなり、画面から浮かんでいるように表示されます。
「フローティング」がオンになっていないか確認するには、

Androidスマホの画面にキーボードを表示した状態で、「・・・」のアイコンをタップします。
「・・・」のアイコンは、上記の赤枠で囲まれた3つの点が横にならんだ形のアイコンです。

「フローティング」がオンになっている状態だと、上記のように「フローティング」のアイコンに斜線がかかっています。
「フローティング」のアイコンに斜線がかかっていたら、「フローティング」のアイコンをタップします。

「フローティング」のアイコンをタップしたら、キーボードがもとの大きさにもどっているか確認してみてください。
小さくなってしまったキーボードを直せない場合は?
「片手モード」をオフにする、「キーボードの高さ」を標準にする、「フローティング」をオフにするなどの操作を行ってみても、キーボードを元の大きさにもどせない場合は、Androidスマホが故障している可能性があります。
Androidスマホが故障している可能性がある場合は、個人の力ではどうしようもありません。
できるだけはやく、
- あなたが契約している携帯電話会社のサポート
- あなたが使っているAndroidスマホを製造したメーカーのサポート
- あなたがAndroidスマホを購入したショップ
などの専門家に相談しましょう。
補足情報 もう一度キーボードを小さくする方法
キーボードを元の大きさにもどしてみたものの、やはり小さいほうが使いやすかったと感じる場合もあるでしょう。
ここでは、もう一度キーボードを小さくする方法も確認しておきましょう。
キーボードの横幅をせまくしたい場合
キーボードの横幅をせまくしたい場合は、

Androidスマホの画面にキーボードを表示した状態で、「設定」のアイコンをタップします。

「キーボードの設定」画面が表示されるので、「設定」をタップします。

「設定」の画面が表示されるので、「片手モード」をタップします。

「片手モード」という「メニュー」が表示されるので、「左手モード」か「右手モード」をタップします。
キーボードを左側によせてせまくしたい場合は「左手モード」、右側によせてせまくしたい場合は「右手モード」をタップしましょう。

これで、キーボードの横幅がせまくなります。
キーボードの高さを低くしたい場合
キーボードの高さを低くしたい場合は、

Androidスマホの画面にキーボードを表示した状態で、「設定」のアイコンをタップします。

「キーボードの設定」画面が表示されるので、「設定」をタップします。

「設定」の画面が表示されるので、「キーボードの高さ」をタップします。

「キーボードの高さ」という「メニュー」が表示されるので、「やや低い」、「低い」、「最低」から、キーボードの高さをどのくらい低くするのか選んでタップします。
何度でも設定し直すことができるので、まずは気軽に選択してみましょう。
使ってみてイマイチだったら、また設定し直すことができます。

これで、キーボードの高さが低くなります。
キーボードを全体的に小さくしたい場合
キーボードを全体的に小さくするには、

Androidスマホの画面にキーボードを表示した状態で、「・・・」のアイコンをタップします。

「フローティング」のアイコンをタップします。

これで、キーボードが全体的に小さくなります。
まとめ
以上、Androidスマホを使っているユーザー向けに、キーボードが小さくなってしまった場合の対処法についてくわしく解説してみました。
この記事の内容をまとめてみると、
- まずは、キーボードのどの部分が小さくなってしまったのかを確認する。
- キーボードの横幅がせまくなってしまった場合は、「片手モード」になっていないか確認する。
- キーボードの高さが低くなってしまった場合は、「キーボードの高さ」の設定を確認する。
- キーボードが全体的に小さくなってしまった場合は、「フローティング」がオンになっていないか確認する。
- 小さくなってしまったキーボードがどうしても直せない場合は、できるだけはやく専門家に相談する。
以上の5つになります。
この記事が、キーボードが小さくなってしまい、困っている人の役に立てばうれしいです。
当ブログでは、Android スマホの使い方に困っている人のため、他にも記事を投稿しています。
よかったら参考にしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)/
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参考
※この記事で解説した内容は、Androidのバージョンや機種によって異なる場合があるので注意してください。
※この記事で解説した内容は、更新した時点(2023年3月4日)のものであり、Google Pixel 5a(Android 13)で検証を行なっています。