この記事では、Androidスマホを長く使っていて、動作が重くなってきたり、不安定になってきた場合の解消法をくわしく解説します。
もくじ
まずはAndroidスマホを再起動してみる
Androidスマホの動作が重い、不安定だと感じた場合はまずは再起動を行ってみてください。
Androidスマホの再起動にはメンテナンス効果があり、ちょっとした問題程度であれば解消される可能性があります。

Androidスマホの「電源ボタン」を長押しすると「メニュー」が表示されるので、「再起動」をタップしてください。
「再起動」をタップすると、自動的にAndroidスマホの電源が切れて再起動するようになっています。
起動しているアプリをきちんと終了する
Androidスマホでは、「ホームボタン」をタップしてもアプリが非表示になるだけで、きちんとアプリが終了されません。
非表示になったアプリは、バックグラウンドで待機している状態になります。(バックグラウンドで待機しているアプリは、再度使う場合に前回使った状態から使えるという利点があります)
あまりに多くのアプリがきちんと終了されず、バックグラウンドで待機している状態になると、Androidスマホのメモリが圧迫されて、動作が重くなったり、不安定になったりすることがあります。
あまり使わないアプリはきちんと終了させておくべきです。

バックグラウンドで待機中になっているアプリは、「タスクボタン」をタップすると確認することができます。

「タスクボタン」をタップすると、バックグラウンドで待機中になっているアプリの一覧が表示されます。
きちんと終了させたいアプリは、右上の「×印」をタップしてきちんと終了させておいてください。
自動でストレージとメモリを最適化するように設定しておく
Androidスマホの動作が重くなったり、不安定にならないように、あらかじめ自動でストレージとメモリを最適化するように設定しておくと便利です。
自動でストレージとメモリを最適化するように設定するには、

Androidスマホの「ホーム」画面を上から下にスワイプします。

「アプリの一覧」が表示されるので、「設定(歯車のアイコン)」をタップします。

「設定」画面が表示されるので、「ストレージとメモリ」をタップします。

「ストレージとメモリ」画面が表示されるので、「スマートクリーナー」をタップします。
「スマートクリーナー」をオンにすると、スマートクリーナーの項目にあるように、使用頻度に応じて自動でストレージとメモリを最適化してくれます。
アプリのキャッシュデータをまとめて削除する
「ストレージとメモリ」画面から、アプリのキャッシュデータをまとめて削除して、Androidスマホをリフレッシュすることもできます。
アプリのキャッシュデータをまとめて削除するには、

「ストレージの使用状況」の下にある「タップして詳細を表示」をタップします。

「内部共有ストレージ」画面が表示されるので、「キャッシュデータ」をタップします。

「キャッシュデータ」をタップすると、「キャッシュデータを削除しますか?」という確認画面が表示されます。
「OK」をタップすると、すべてのキャッシュデータが削除されます。

キャッシュデータをまとめて削除してみたところ、1回でストレージの使用状況が62%から57%とかなり改善されました。
アプリのキャッシュデータについては、一定期間ごとに削除するようにしておくといいでしょう。
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